大阪府の吉村洋文知事(47)が6日、自身のツイッターを更新。自民党税制調査会の幹部を務める甘利明前幹事長は、少子化対策の財源として将来的な消費税率の引き上げも検討対象になるとの認識を示したことについて、お怒りツイートを行いました。
自民党税制調査会幹部の甘利明前幹事長が少子化対策の財源として、将来的な消費税率の引き上げも検討対象になるとの認識を示したことに怒りの投稿をしたところ、吉村知事は自身のTwitterを更新し、
「少子化対策の為に消費税増税? 勘弁してよ。一体我が国の国家運営はどうなってるんだ?」「逆だよ、逆。減税」と増税論議に異議申し立て。
さらに、「本気で少子化対策するなら、子供の数が多くなればなるほど、所得税が減税される方式へ大転換(N分N乗方式)。それと所得制限なき教育(保育)の無償化。異次元の少子化対策へ」(原文ママ)と少子化対策の具体策を提示したのでした。少子化対策に真っ向から反対する姿勢を示した吉村知事。
これに、吉村知事のフォロワーからは「その通り。子育てや若い世代に負担かけてどないすんねん」「そうなんですよ。増税したら子育て支援ならないですよ。むしろ余計に減ります」「わかってないですよね」「ほんとそれ! 今は年少扶養控除すらありません。子供のために頑張って所得をを増やすと所得制限の罰ゲームつき」と賛同の声が多く寄せられました。
甘利氏は恒常的な取り組みのためには財源が重要になると強調した上で、与党の税調で議論する時期を従来の年末から早めて十分な時間を確保する考えも示していますが、どうなることでしょうか…。
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