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xjapanのhideの死亡後、各地で多発した後追い自殺は心理学で証明できる!?


x japanのhideは、1998年の5月2日に自宅でドアノブに紐を括り付けてそこで首をつった状態で発見され、病院搬送後死亡が確認されました。このニュースは、熱狂的なファンであったり、hideの楽曲や人柄を心の支えとしていた人たちに多大な衝撃を与えました。その後、同じような方法で後追い自殺をするという行為が行われていたのは当時のニュースなどで知られていました。このhideの死亡に至るまでの流れと、なぜ後追いが生じるのかについてみていきましょう。

 

hideの人柄と死亡までの流れ


写真:Pictas

1989年にx(後年にx japanに改名)のギターとしてメジャーデビューしました。

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写真:geocities.jp

音楽的には最初のアルバムで「CEREBRATION」という楽曲を、


写真:geocities.jp

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セカンドアルバムではシングルカットもされた「Joker」という楽曲を作詞作曲し、


写真:僕の審美歯科ガイド

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バンドリーダーのyoshikiの個性を表した激しく、緊張ともろく崩れ去るようなはかなさが表現されている楽曲郡の中に、いわばバランサーとしてポップセンスを組み込み一般の人にも響くような楽しい楽曲を組み込み、x japanというバンド全体のバランスを取るような立ち位置の人でした。

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写真:モバオク

実際にhideの葬儀の中でyoshikiは、バンドメンバーの中で一番冷静に物事を考えていた人といった表現をしており、yoshiki自身も自分の完璧主義ゆえに自分自身を破壊してしまいそうなときに、hideが支えになってくれていたという思いが表されています。

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写真:匠

このようなhideですが、バンドが1997年ボーカルのtoshiの脱退を契機として解散した中でソロ活動を活発化させていました。

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テレビコマーシャルにも使われるような楽曲も制作し、乗りに乗っている中1998年の5月2日早朝、自宅でタオルを縦に裂いて紐状にしたものをドアの内側のノブにかけて首をつっているのを同居していた女性に発見され、警察は自殺と断定しました。

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その前までテレビ番組収録の打ち上げをしており、酔っ払って帰宅したものの自殺をほのめかすような言動は一切なかったことからファンは当然のこととして関係者、スタッフそして一般の人に対する衝撃も大きかったのです。

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後追い自殺が多発した心理学的理由


写真:YouTube

このような衝撃的な事件でしたが、メンバーの間では自殺ではなく事故であると思っているという声明が出されたりしました。

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しかし、この事案が自殺というニュアンスで報道されていく中で、後追い自殺をはかる人が多数に上ったのです。
正確な人数は報道されていませんが、数十名単位の人が後追いをしたということが言われています。


写真:Credo

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この後追い自殺がでてくる理由ですが、心理学的にはウェルテル効果という概念で説明されています。


写真:commons.wikimedia.org

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このウェルテル効果とは、ゲーテ著の『若きウェルテルの悩み』で主人公が自殺するのを受けて、この本を読んで感化された者が同じ方法で自殺したという事象のことをいいます。

実際には社会学者が新聞の一面の自殺記事と自殺の統計の関係性を調べて、自殺報道がその他の人の自殺に影響を与えるというもので、自殺が大きく報道されれば自殺率が上昇するという内容を含んでいます。

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後追い自殺が多発したというのは、hideの人柄や楽曲を心の支えにしていた人達が喪失感を感じている中で、死亡原因が自殺だったという衝撃的なニュースが流れたことによるこのウェルテル効果によるものというのが心理学的な後追い自殺が多発した理由になるということになります。

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写真:YouTube

この後追いの自殺の多発を受けて、x japanのメンバーが後追い自殺をしないでくださいhideはそのようなことは望んでいないというメッセージを出さなければならない状況になりました。何とも悲しい結末となってしまったのです。

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まとめ


写真:Naverまとめ

hideは、x japanのギターとしてバンド内の音楽性でも人間関係でもバランスをとる物事を冷静に考えることができる人でしたが、ソロ活動が活発な中1998年の5月2日に首を吊った状態で発見され死亡しました。その後死因が自殺というニュースが流れるとhideの後追い自殺が多発する事態となりました。その後追い自殺の心理学的理由は、ウェルテル効果という自殺報道が大きくでると自殺率が上昇するというものです。hideの楽曲や人柄を心の支えとしていた人達が自殺報道を目にしてこのような後追いという悲しい出来事が多発したのです。point 327 | 1

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