新型コロナウイルスの感染拡大にともない、やむをえなく休業する店舗も増えていることでしょう。その一方で営業再開した店舗もあるようですが、そんな中、とあるデパートにて約2ヶ月ぶりに営業再開したものの、その商品たちが悲惨なことになっていたことで、従業員たちが悲鳴を上げているようです。
2ヶ月ぶりにデパートが営業再開されたものの…?
それはマレーシアでの出来事。マレーシアでは3月18日からの活動制限令(MCO)により一時閉店する店舗が続出しています。特に不特定多数の方が多く集まりやすいデパートも例外ではありませんが、最近になり営業再開したとあるデパートで思わぬ悲劇が起こりました。
約2ヶ月ぶりに営業を再開したこちらのデパート。なんと、商品に無数のカビが生えてしまっています。デパートといえば多くのブランド店がテナントとして入っていますが、これでは売り物になりませんね。デパートにしてみたら相当な打撃であることでしょう。このような長期休業は極めて稀なだけに、誰もこのような事態になることは想像もしていなかったのでしょう。
なぜ多くのカビが付着してしまったのか?
そのカビで充満された店内は臭いも相当だったようで、今後、カビが生えた商品は廃棄になることでしょう。カビというのは通常、暗い環境と40~50%の湿度で形成されます。マレーシアは一年中湿度の多い気候であるため、商品に容易にカビが生えてしまったのでしょう。
それだけに、今後は商品の取り扱いを徹底していく必要がありますが、ちなみにマレーシアではMCOの期間が当初5月12日までだったものの、新型コロナウイルスの感染拡大が一方に収まらないことで6月9日まで延長になっています。そのため、商品を販売するお店では営業再開までに商品管理をきちんと行わなけれななりませんね。
まとめ
このように、約2ヶ月ぶりに営業を再開したものの、商品がカビだらけになってしまったことで従業員が悲鳴を上げているマレーシアのデパートのエピソードを紹介しましたが、損失額を考えると頭が痛くなることでしょう。ブランドたちもきっと泣いているに違いありません。