現在98歳。現役のヨガインストラクターとして活躍しているタオポーションリンチさん。
フランス人とインド人の両親の間に生まれ、8歳の時に初めてヨガに出会いました。
23歳の時、ヨガインストラクターとして世界を旅しながらたくさんの生徒にヨガをおしえてきました。
しかし、彼女がインストラクターになろうと決意した当時には、家族からの反対があったそうです。
今では、女性がヨガインストラクターになるのは珍しいことではないですが、70年前はほとんど男性しかいなかったからです。
家族の反対にもかかわらず、彼女は
「男ができることなら、私にもできないわけがない」
と思ったらしいです。
こんなエネルギッシュな彼女が語る「心の支えとなる言葉」を紹介します。
「気分が沈んだまま一日を始めない」
Photo Credit Robert Sturman
彼女が毎朝5時に起きている必ずすることは、自然の中で自分の呼吸や心臓の鼓動に集中すること。
つまり、『瞑想』です。
彼女は「瞑想することで、自分の命の音に耳と傾け、心の声を聴き、人生に感謝するようになる。それは、人生に新しい可能性を運んできてくれる」と語ります。
「自分の中の力を信じれば、この世に不可能なことはない」
source:Daily Mail
忙しいスケジュールにもかかわらず、彼女の言葉には活気が溢れています。もうすぐ100歳になるとは思えない声のハリは聞き手に何らかの元気を与えて繰ります。そんな元気なタオさんにも、危機の瞬間はありました。
6年前、腰を痛めたか彼女は人工関節を入れる大手術を経験しました。医師からベットの上で安静すべきだと告げられましたが、1か月でヨガインストラクターとして復帰したのです。
「不可能なことは何もない!内なる力をもちなさい!」
「年齢はただの番号にすぎない」
source:The New York Times
「周りの木を見てごらんなさい。その木はもうすぐ枯れてしまうようにみえるが、使い古したものから新しいものを作り続けている。彼らは永遠と生まれ変わるの」
ヨガを通じて人生の大切さを広げていくタオさん。彼女のこれからの活躍も楽しみです。