11月6日に発表された「2019ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート30語。その中でも話題にのぼっているのが、4月に池袋で発生した死傷事故の当事者である飯塚幸三元院長を揶揄する「上級国民」というワードですが、ここで正式にノミネートされた場合の「根本的な疑問」がネット上で話題になっています。

流行語大賞で「上級国民」がノミネートされた場合の「根本的な疑問」

「2019ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート30語の中でも話題となっている「上級国民」。ここでひとつの疑問が浮かび上がるのですが、それは万が一ノミネートされたとして、誰が表彰式に行くかとのこと。例年、同賞は11月にノミネートが発表。12月の表彰式では、トップ10に入った用語に関係する人物が表彰式に出席します。point 245 | 1

ちなみに、2018年の授賞式には、年間大賞に選ばれた「そだねー」では、平昌冬季五輪でカーリング日本代表選手である本橋麻里が出席しました。ちなみに昨年「スーパーボランティア」で脚光を浴びた尾畠春夫さんはオファーがあったものの、受賞が辞退されたと伝えられていました。

受賞者が辞退した場合には…？

しかし、前述した尾畠春夫さんのように、必ずしも授賞式に出席する義務はないようで、昨年は他にも日本ボクシング連盟元会長・山根明氏の下で不正な判定が行われていたとされる、「奈良判定」に関しても受賞者はおらず、この件について山根氏は怒りをあらわにしていたことがあります。point 206 | 1

流行語大賞のノミネートによる授賞式に関しては、通常、ノミネートされた30語から、10個に絞っていく段階で、用語を最初に言い出した人などを探し、交渉を行うようで、現段階で「上級国民」がノミネートされた場合の交渉相手は決まっていないとのこと。あくまでも推測にすぎませんが、前述した「奈良判定」のように、ネガティブなワードがノミネートされた場合には誰も出席しないのでは、と思いますね。point 254 | 1

まとめ

このように、仮に「上級国民」が大賞に選ばれたとしたら、授賞式は一体誰が出るのか、といったことがネット上を中心に話題になっているようですが、12月2日にトップ10が発表されるというので、今年の流行語大賞も色んなところで注目がされそうです。それだけ「上級国民」の波紋が続いているということなのでしょう。point 211 | 1