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実はとても怖い!メタボリックシンドロームとは?予防と改善法も教えます。


メタボの意味は?何の略?


写真:oliva.style

皆さんも「メタボ」という単語を聞いたことあるかもしれませんが、この「メタボ」とはどういう意味なんでしょうか?実は、「メタボ」とはメタボリックシンドロームが略された名称なんですね。私たちは単純に肥満の人を「メタボ」と表現することが多いですが、このメタボリックシンドロームとは、お腹の周りの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満に加え、高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち、いずれか2つ以上を併せ持った状態のことをいい、内臓脂肪症候群ともいいます。つまり、肥満だからといって「メタボ」と言うのではなく、上記のような「状態」のことをメタボリックシンドロームというのです。これらの恐ろしいところは、血糖値や血圧が人よりも少し高めという、まだ病気とは診断されない状態であっても、併発することで動脈硬化が急速に進行する、というところです。point 424 | 1

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メタボリックシンドロームの怖い話


写真:mimosalabo.com

メタボリックシンドロームとは、前述したように内臓脂肪が多いタイプ(おなかがポッコリ出たタイプの肥満)の人が、高血圧・高血糖・高脂血症などを併せ持っている「状態」のことですが、これらの危険因子を併せ持っていると、動脈硬化を飛躍的に進行させてしまいます。動脈硬化がどれくらい怖いかと申し上げますと、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気になる危険性が高くなることです。危険因子1つ1つのリスクがたとえ軽度であっても、危険因子が3つ、4つと重なると、リスクが1つもないときに比べ、心筋梗塞や脳梗塞などを発症する危険が数十倍にはね上がります。危険因子を持っていない人の危険度を1とすると、危険因子が1つの場合は5.point 385 |

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1倍、2つの場合は5.point 11 | 8倍。そして危険因子を3~4つ持っていると、なんと危険度は35.point 43 | 8倍という、驚くべき上昇を見せるのです。しかも、メタボリックシンドロームは、本人の自覚症状のないままに動脈硬化を進行させます。健康だと思っていても、自覚症状がないまま進行するわけですから、どれだけ怖いかがわかりますよね!健康診断を受けることが大切なんですね!point 172 | 1

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動脈硬化を抑制?「アディポネクチン」とは?


写真:news.doctor-trust.co.jp

動脈硬化が進む原因のひとつとして、脂肪細胞から分泌され、動脈硬化を抑制する作用のある「アディポネクチン」という物質が正常に分泌されなくなることもあげられます。では、この「アディポネクチン」とはそもそも何でしょうか?「アディポネクチン」は、傷ついた血管壁を修復する働きをしていて動脈硬化を予防するほか、インスリンの働きを高める作用、血圧を低下させる作用などがあります。この「アディポネクチン」は標準的な体格の人の血液中には多く存在し、内臓脂肪が増加すると減少することが明らかになっています。つまり、「アディポネクチン」は傷付いた血管壁を修復し、動脈硬化を予防するので、できるだけ体内に多く存在して欲しい物質であるわけなのですが、「アディポネクチン」は脂肪細胞から分泌される物質であるため、「アディポネクチン」そのものを摂取する、ということは難しいのです。point 473 | 1

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「アディポネクチン」が増加は運動が効果的


写真:www.taisho-direct.jp

「アディポネクチン」そのものを摂取することができないとなると、どのようにして「アディポネクチン」を増加させればよいのでしょうか?「アディポネクチン」を分泌させるのに効果的だと言われているのが、毎日の適度な運動なんですね。運動する時間がなくても、階段を使う、一駅歩く、速足で歩くなど、毎日のライフスタイルのなかで運動することを意識して行うことが大切です!週に一度の運動より毎日のこまめな運動がより効果的です。体内でアディポネクチンを分泌するのは脂肪細胞であるため、自分自身の体内で分泌を増やすことで、肥満を予防し、脂肪細胞を小さく保ちましょう!日々の小さな努力があなたの健康状態を守ってくれますよ!point 391 | 1

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