イメージ商売で、私生活が謎につつまれる芸能人にとっては熱愛説はつきもので、ドラマで共演しただけでも噂になってしまうことはしばしばあります。そして、そんな熱愛説とは対象的に不仲説が浮上する芸能人も多くいますが、今回は最近話題になった不仲説の大物芸能人たちを一挙にご紹介します。
亀梨和也と山下智久
彼らは2005年にダブル主演で共演した『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)の派生ユニット「修二と彰」で一世を風靡し大人気になりました。当時の様子について、今年4月の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した山下は、当時を振り返り「バチバチしていた」と話しています。同世代のジャニーズ同士のダブル主演、しかも二人ともそれぞれのグループを引っ張るエースとなると、ばちばちするのは想像ができます。
しかし実際にドラマの撮影に入る前に2人は「嫌いなところ」をぶつけあい関係改善をしたといい、なんと今では毎年2人で飲みに行く仲だといいます。お互いが陰りのないまっすぐな性格だとこういうことも起こりうるのでしょう。
山田涼介と中島裕翔
次に不仲がささやかれていたのが、ジャニーズグループのHey! Say! JUMPのエース二人、山田涼介(25)と中島裕翔(25)。“やまゆとコンビ”などと呼ばれる二人でありますが、デビュー当時は二人が犬猿の仲だったそうです。以前山田が『VS嵐』に出演した際にも、“苦手なメンバー”として中島の名前を挙げ「ライバル関係でお互いに切磋琢磨している」と答えていていました。
その二人の不仲のきっかけになったのが、ジャニーズには逃れることのできない問題である”センター”をめぐる問題。元々、Hey! Say! JUMPのセンターは中島が務めていたのだが、途中から山田にセンターが交代されたことをきっかけに、関係が悪くなってしまったという。しかしこの二人も同様にある食事会で、山田が『今日は本音で思ってること、話そうよ』と切り出し、『裕翔。ぶっちゃけ、おまえのこと嫌いだった』と告白したことをきっかけに2人は和解し、今では良好な関係を築いているといいます。
浅田真央と浅田舞
浅田真央といえば日本人で知らない人はいない、フィギュアスケートの国民的アスリートで、海外フィギュアスケート選手の中にも彼女のファンがいるほどですが、そんな真央には姉の浅田舞がいます。浅田真央の輝かしいフィギュア人生の裏で舞は妹との差に苦しんできたようです。
そんな二人の不仲のきっかけは実力の差以外にも、親の接し方が大きかったといいます。姉の舞は以前「婦人公論」(中央公論新社)のインタビューの中で、「真央に対しては、才能へのジェラシーはありましたが、それだけだったと思います。でも、母はたまに顔を合わせると、そのたびに『真央が一生懸命練習しているのに、あんた、何なの?』とか、『お願いだから真央に迷惑をかけないで』と言われたのです」と話しており、当時まだ10代の舞にはどれだけ心を痛めたかと思うと切なくなる話です。しかし二人は、2014年ソチ五輪の合宿で舞が真央につきそうことになり、その間、3週間に渡って様々なことを話したといい、「気づいたら、私たちの距離はぐっと縮まっていました」と話しています。
吉村崇と村本大輔
最後は、お笑い芸人の不仲説です。その二人とは、平成ノブシコブシの吉村崇(38)とウーマンラッシュアワーの村本大輔(38)。二人が不仲になったきっかけについて村本は、過去に吉村の給料を公の場で暴露し、その際に殴られたためと説明。しかし、これに対し吉村は、この時の騒動はあくまで最後の引き金にすぎず、今までの“蓄積”があったが故の話だといいます。これより前にも、村本は吉村に関する暴露トークを何度も話しており、にもかかわらず自分に関する情報はことごとく“NG”にしていたそうです。この時出演していた番組内で1年ぶりに顔を合わせた二人だが、結局2人の結論は、“しばらく会わない”ということに。いまだ未解決のままのようです。
このように多くの芸能人たちに浮上する不仲説ですが、ジャニーズのようにお互いが切磋琢磨する中で起こる場合や、アスリートのように実力の差が生む場合など原因はいろいろありますが、単なる行き違いの場合は解決ができても、そこに悪意があると解決は難しいかもしれません。