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俳優一家!柄本明の息子2人がDNA濃すぎ!長男・佑と次男・時生の代表作とは


柄本明さんといえばオールマイティな役者さんというよりも、怪演という言葉がぴったりな唯一無二の俳優さんです。主役は少ないのですが、脇にいらっしゃると時にコミカル、時にシリアスと変幻自在に演じておられます。1976年に劇団東京乾電池を旗揚げしてのち、舞台に映画にテレビにと活躍の場を広げてきました。肩書は「俳優・コメディアン」となっていますが「志村けんのだいじょうぶだぁ」だけで志村さんとのコントを展開しています。役柄でコミカルなものをされることも多いのですが、何を考えているのかわからない不気味なこわさを醸し出すのは他の追随を許さないものがあります。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめ2011年には紫綬褒章を受章されています。


写真:music-book.jp

柄本家といえば奥様と二人の息子さん、さらに息子さんのお嫁さんまで芸能一家だということをご存知でしょうか。特に最近は二人の息子さん、長男の佑さんと次男の時生さんがドラマに映画に大活躍されています。お二人の活躍を順にみていきましょう。柄本明さんの長男佑さんは1986年生まれ、2001年に映画「美しい夏キリシマ」でデビューを飾りました。きっかけは母である角替和江さんのマネージャーさんからすすめられて、映画のオーディションをうけ合格したといわれています。14~5歳のまだ初々しい佑さんは今と変わらず涼しげなまなざしで、主人公康夫を演じています。この作品でキネマ旬報ベストテン新人男優賞を受賞しています。point 365 | 1

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写真:ohoku.jp

その後もテレビドラマ「世界の中心で、愛を叫ぶ」朝ドラ「ゲゲゲの女房」「あさが来た」映画「大奥~永遠~」「武士の献立」など多数出演されています。役どころも芯のしっかりした美青年から精神的に危うい犯人役まで幅広く、繊細さを基調としてさわやかにも狂気じみた風にも演じられる性格俳優の色が濃いといえるでしょう。2014年「若者たち2014」では演劇に情熱を傾ける青年の役を熱演していました。2017年には奥様で女優の安藤サクラさんとの間にお子さんも生まれ、お父さんらしい落ち着いた雰囲気も感じるようになりました。現代劇からちょんまげ姿まですっきりと似合う俳優さんです。point 347 | 1

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写真:numero.jp

柄本明さんの次男時生さんは1989年生まれ、時生さんのほうが柄本明さんによく似ています。2003年ショートフィルム「すべり台」のオーディションに合格し、デビューしました。少し癖のある三枚目の役が多く、いい意味でどこに出ていても柄本時生さん自身の存在感がありますが、「こういう人いるよね」「時生君の役の人がいるから場が和む」という若いのになかなかない逸材です。最近よく目にするのはCMで謎の二人組音楽ユニット「プロミス」のメンバーとしてです。時には病欠で謎のタイツ男に投影されているという不思議な設定もありました。point 324 | 1

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写真:oricon.co.jp

テレビドラマ「銭ゲバ」「Q10」(父である柄本明さんと共演)朝ドラ「おひさま」(母親である角替和江さんと共演)、映画「ホームレス中学生」「アウトレイジ」など多数出演されています。まじめな顔でコミカルな役をこなすのは父親譲りといえるかもしれません。ちょっと憎めないけれど、底が知れない独特の雰囲気は映画関係者に引っ張りだこのようです。2016年にはNHKのドラマ「初恋芸人」で主役の佐藤賢治を見事に演じていました。振り返ってみると弟さんのほうがご両親とよく共演なさっているようです。point 311 | 1

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写真:parasarawalker.com

ちなみにお二人にはお姉さんもいて、女優ではありませんが映画関係のお仕事をされているようです。二世俳優、二世タレントというと華々しいイメージがありますが、お二人の実力は折り紙付きですので、そういった話題にはあまり上らない兄弟ですね。

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