政府のマスク配布が始まっていますが、不要なマスクを集め、必要な人に再配布する取り組みが北海道の中標津町で行われはじめているそうです。
飲食店やスーパーが回収ポストを設置し、不要な人から回収し 必要な人に再配布⁉
政府の布製マスクを巡っては、不良品が見つかるなどのトラブルがあり、道内ではまだ配布されていませんが、サイズが小さいなど問題も指摘されています。
布製マスクを使用しない人も多いとみられることから、道東の中標津町では飲食店やスーパーが回収ポストを設置し、不要な人から回収し、必要な人に再配布する活動をはじめ、協力を呼びかけています。
呼びかけた人は:「460億円使ってマスクが届くので1円も無駄にしてはいけない」と話します。
集まったマスクは希望する福祉施設などに提供したいとしています。
それでこそ地方行政⁉ 必要な人に必要なマスクが届くように…
今回のこの報道に対して、福祉・医療・労働関連ジャーナリストのなかのかおりさんは こう語っています。
《 開封しないうちに回収するのはいい案だと思います。報道されているような不良品があれば、まとめて交換してもらえたらいいのですが。小さめなら子どもが使えますし、衛生的な使い捨てマスクは医療・福祉の現場へ。日常生活で使うぶんは、すでに様々なメーカーや、個人が工夫を凝らし、オシャレなマスクを作ることがトレンドになっています。縫い物が苦手でもハンカチをたたむだけ、一回縫うだけの方法も公開されています。必要な人に必要なマスクが届くように、融通しあっていきたいですね 》
その他にも多くのコメントが寄せられていますが…
《 北海道は自治体レベルで色々工夫してますね。いいアイデアですが、衛生品なので回収という形は対応に気をつけないといけませんね。今のところ、不織布マスクを洗い2〜3回使ってますが半年もつかな。そろそろ手作りマスクにチャレンジです 》
《 えらい!それでこそ地方行政や。国の方針がどうであろうが、自分の街にあったことをする。それで良い。いや、それが良いんだ。自分たちの道を自信を持って進めば良い 》
《 寄附はいいと思う。ムキになって使わないとか突き返してやるみたいなこと言ってる人いるからね… 布マスク、ネットで調べたら自分で作れるから作ってみるといいと思います。作業は難しくないから、時間さえあれば、1つ作るのに手縫いで1時間半くらいで出来ました。
慣れてる人ならもっと早いと思うけど。自分の好きなデザインに出来て楽しいし、意外と顔にフィットするからいい感じです 》
《 今のマスクはもう11日目。手持ちはあと3枚。いたずらに開封してゴミ箱にポイは止めて下さい。アベノマスクに賛成・反対 以前に人として違うでしょう。こういう回収ポストを利用して、必要な人に届いたらとてもいいと思います 》
等など、地方自治体なりのアイデアで マスク不足に取り組もうとする姿勢には称賛の声が多くよせられているようでした。