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安倍首相、横田滋さん死去に拉致進展なく「断腸の思い」言葉詰まらせる…


安倍晋三首相は6月5日夜、北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父で、

拉致被害者家族会前代表の横田滋さん(87)が同日死去したことについて、

東京都内の私邸前で取材に応じ「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べました。

mainichi.jp

安倍首相は言葉を詰まらせながら、「滋さんとは本当に長い間、ともに闘ってきた」と述懐。

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2002年の拉致被害者5人の帰国時を振り返り、「写真を撮っていた滋さんの目から涙が流れていたことを今でも思い出す。滋さんがめぐみさんを抱きしめることができる日が来るよう全力を尽くしたが、首相として実現できなかった」と悔やみました。

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また、「25年以上、滋さんをはじめ、家族会の皆さんと拉致被害者の方々が帰国できるように、世の中が十分に(拉致問題を)認識していなかった時代から、滋さんは本当に、暑い日も寒い日も署名活動に頑張っておられた。その姿をずっと拝見してきただけに、痛恨の極みだ」と悲痛のコメント。point 206 | 1

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さまざまな困難があるが、政府として、日本国として(米朝の非核化協議など)さまざまな動きを見逃すことなく、チャンスをとらえて果断に行動し、(拉致被害者の帰国を)実現したい」とも強調しました。

headlines.yahoo.co.jp

横田滋さん死去の一報が流れたのは、安倍首相が執務を終えて首相官邸を出る直前でした。

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安倍首相はこの際、記者団の問い掛けに答えなかったが、私邸へ帰宅後に取材に応じました。

滋さんは「拉致問題の象徴」(外務省幹部)とみられてきただけに、

拉致問題解決を最重要課題と位置付けてきた政権内には衝撃が広がっています。

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arabnews.jp

また、今年2月には拉致被害者有本恵子さんの母、嘉代子さんも亡くなっており、

進展の糸口をつかめない安倍首相に対する批判が強まる可能性も高まってきています。

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拉致、核、ミサイルなど諸懸案の包括的な解決に全力を挙げる考えを改めて示した安倍首相ですが、

拉致問題に何の進展もないまま横田滋さんが亡くなってしまったこと受け、ネット上では…

mainichi.jp

「横田滋さんは、安倍さんやトランプさんに期待していただろうな」

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「結局なにもできなかった。期待だけさせて。
横田さんはじめ、遺族の方々の無念さを思うと、なにをしたか検証して横田さん遺族や拉致被害者家族に開示してもいいと思うが。」

「この総理はよくお詫びをされるけども、断腸の思いも思ってるだけで痛くもかゆくもないだろうな。切ないよ。」

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などのコメントが寄せられていました。