安倍晋三首相が、新型コロナウイルス対策として全世帯に2枚ずつ配るとしている布製マスク…。
14日、全国の施設などに、先行して届き始めていることが分かりましたが…。
受け取った介護施設の関係者によると、マスクはやや小さめ。「配布されるなら使い捨てを」と、切実な声も漏れてきました。配送などの経費を含めると、約466億円が見積もられている「アベノマスク」。これから実際に受け取る国民は、どんな感想を持つことになるのでしょうか…。
職員の男性は「小さくて、顎まで隠そうとすると鼻が出てしまう」⁉
間もなく、国民に届けられる布製「アベノマスク」。それに先駆けて、厚労省から配布された布製マスクが、全国の介護施設などに届き始めています。
14日、九州地方にある認知症の高齢者が居住する施設の関係者は 、マスクを今月初めに受け取ったと明かしました。職員らが着用したところ、今回の布製マスクは、安倍首相が当初使用していたものと同じタイプで、サイズが小さめだという。
介護施設の業務では、難聴の入居者に耳元まで顔を近づけて声をかけるなど、間近で話す機会が多い。換気を徹底しても、室内であるため密閉や密集、密接の「3密」は避けられません。
外部からの感染を防止するため、家族らの面会も制限。普段から感染防止策を徹底しているものの、重症化しやすいといわれている高齢者には、顔を覆うことができるマスクは必須です。
職員の男性は「小さくて、(顎まで隠そうとすると)鼻が出てしまう。今使っているマスクがなくなったら、自分で作ろうと思います」と話します。
管理者の女性は「配布されるなら、できれば使い捨てが…」⁉
この施設では現在、使い捨ての不織布マスクを使用しています。入手困難な状況から、洗浄して「2回は使っている」。
不織布マスクも再利用せざるを得ないのが現状。職員は、排せつ介助などを行うことから、衛生面でも布マスクには不安があるためだという。管理者の女性は「(配布されるなら)できれば使い捨てがいい」と話しました。今回、配布された布マスクを使用している職員はまだいないという。
別の施設の職員は、業者から優先的にマスクを提供してもらえているとしながらも…
「今後、確保できるかはわからない。布マスクは(感染防止に)意味があるのかな…」と、不安を口にしました。
今回の配布用 布製マスクに対するさまざまな感想は、間もなく全国民が持つことになりそうです…。
配る前に国会議員が実際に使うべき⁉ 無駄遣いが好きなんか⁉
今回のこの報道にも多くのコメントが寄せられていますが…
《 洗濯後の比較も、見てみたい。まだ、届いていないが、ガーゼ素材で綿100%なら、洗濯後さらに縮むかもしれない。何度も言うが、国民に配る前に国会議員が実際に使うべきだ。使っているのは、安倍首相ぐらいなもの。多くの議員は、この策に反対だから使う事をボイコットし、不織布マスクを使っているのか?》
《 466億円もの経費を費やして「小さな布マスク」を配ることが大勢の国民が歓び感謝されると感違えしてる安倍さんは裸の王様そのもの。布マスクを本当に必要とする人だけに行き届くように市町村役場や区役所で1枚20〜30円で販売する方法が良いと思うよ。それもマイナンバーや住民台帳を利用して偏らず幅広く行き渡る工夫をして、そのために臨時職員を雇ってあげれば良いと思います 》
《 マスク製造業者はどこでしょう。仮に複数ならどこが取り仕切っているのかな?この期に及んで「おともだち」じゃないでしょうね。無理に布製にこだわらずも配布できたのではないかと思う。少しずつだが今月中には一枚あたり50円程度で手に入る可能性も出ている。一家庭に二枚なら不織布マスクが配布できたはずではないのか?無駄遣いが好きなんだね 》
等など、多くの議員は不織布マスクを使っている事実や、今更 布マスク配布の必要性を問うコメントが多く寄せられ、やはり批判殺到状態のようでした。