X
    Categories: ISSUE

【真相】宇宙は10次元で構成されているって本当⁉10次元までの世界を解説します!


我々のいるこの宇宙は10次元で構成されているというので、今回はそんな疑問を解き明かす「超弦理論」についてお話ししようと思う。もちろん10次元までの世界を知らない人も多くいると思うので、参考になれば幸いだ。

謎のカラビ・ヤウ空間


写真:sonokininatte55.blog.fc2.com

超弦理論ではこの世界は空間の9次元と時間の1次元、計10次元の時空で構成されているとされる。このうち、我々が認識できるのは3次元の空間と時間の1次元だけだ。残りの6次元(余剰次元)はどうなっているのかといえば、小さく折りたたまれて「コンパクト化」されていると考えられている。それがどのような形をしているのかというと、カラビ・ヤウ多様体という非常に複雑な形状をしていると予測されている。

ADVERTISEMENT


写真:possiblesgooglewebblog

カラビ・ヤウ空間は非常に小さく、人間にはとても知覚できない。また非常に複雑で難解な空間で、多くの謎に満ちている。しかしこの空間のおかげで、9次元の超弦理論を用いて我々の3次元空間を説明できるようになったのだ。カラビ・ヤウ空間の秘密、ひいては超弦理論が示す宇宙の謎を解き明かすべく、多くの科学者たちが日夜研究に明け暮れている。

ADVERTISEMENT

高次元の世界はどんなの?

もしも、人間が高次元の世界を認識できるのであれば、そこには一体どんな世界が広がっているのだろうか?そもそも5次元と6次元では、別の世界の可能性が出現するという。より詳しく見ていこう。

ADVERTISEMENT


写真:plaza.rakuten.co.jp

・5次元を認識できるとすれば、自分の世界とは少し違う別の世界を覗き見ることが可能になる。

ADVERTISEMENT

・6次元を認識できるとすれば、この宇宙と同じようにビックバンで生まれたすべての世界を移動できるようになるという。

・7次元を理解できるとすれば、ビックバン以外の可能性で生まれた宇宙にさえアクセスできるという。

ADVERTISEMENT

・8次元を認識できるとすれば、あらゆる宇宙の可能性を見ることができるという。

・9次元を認識できるとすれば、物理法則や初期条件の違う宇宙の全てを比較できるという。

・そして最後、もしも10次元を理解できたとしたら? そこは人間の理解を超えた世界、想像のその先、すべての可能性が許された次元だという。

ADVERTISEMENT

まとめ


写真:karapaia.com

先述したが、我々が認識できるのは3次元の空間と時間の1次元だけだ。しかし、その外に全く違った世界、異なる認識を与えてくれる視点があると考えるのは、物理学者ならずとも胸弾むひと時であろう。

ADVERTISEMENT