ストレス社会である現代、それに打ち勝とうと人々は努力を惜しみませんが、ストレスとうまく付き合えず、その解消法として思わぬ行動に出てしまう方もいます。そんな中、ストレスの影響で衝動的に髪の毛を抜いてしまうという女性が現在の頭髪の状態を公開し、驚きの声が相次いでいます。
ストレスで衝動的に髪の毛を抜いてしまう女性
それはベトナムでの出来事。とある10代の少女がストレスに悩まされているといい、このエピソードを目にしたネットユーザーから「心が痛い」といった声が相次いでいます。少女は日頃のストレスのせいで髪の毛を抜き始め、次第に髪の毛が無くなっていきました。このような症状はトリコチロマニア(抜毛症)といい、強迫障害のひとつとして数えられています。
トリコチロマニアは髪の毛を抜くしぐさから始まり、ある時から毛という毛を抜こうとする脱毛症なのですが、頭皮が見えるまで髪の毛を抜き続けるという患者も少なくないようです。少女の現在の頭皮の状態はいたって深刻。髪の毛は女性にとって命といっても過言ではありませんが、それ以上に日頃の生活が苦痛なのでしょう。
ネット上「専門家に相談するべき」
そんな少女はストレスに耐え切れず、ついにネット掲示板で相談をすることに。「もし私と似たような悩みがある方がいれば、どうやって克服したのかアドバイスしてほしい」と呼び掛けると「今必要なのは専門家のアドバイスだ」とカウンセリングを勧める方が多いです。
少女のストレスの原因は何なのかは本人から明かされることはありませんが、10代となると環境の変化などでメンタルを崩しやすい年頃でしょう。本人だって当然ながら貴重な髪の毛を抜こうとはしたくないはずです。しかし、こうでもしないとストレス解消ができないと思い悩む少女は一刻も早くカウンセリングを受ける必要があるでしょう。
まとめ
このように、ストレスに悩まされ自身の髪の毛を抜いてしまうことに思い悩んでいる少女。どれだけストレスを抱えていても、それにうまく付き合える方もいれば、彼女のように自身を痛めつけてしまう方も多く存在します。何とかして彼女の心のケアをしてあげられるよう、周りの環境が整えばいいと願うばかりですね。