親知らずは厄介な部位で、子どものうちから全て抜く方もいれば、大人になってもそのまま放置している人もいるでしょう。万が一親知らずを抜く際にはリスクが伴うことも頭に入れておくべきなのですが、今回はとある女性は親知らずを抜いたことにより大量出血し、6日後に死去したエピソードを紹介していきます。
親知らずの痛みを訴え歯医者を訪れた女性
それはマレーシアでの出来事。親知らずを抜いたことで大量出血し、6日後に亡くなられた1人の女性のニュースが現地で衝撃を呼びました。女性は42歳で、親知らずに痛みを訴えます。歯の痛みで辛そうにしている女性のことを心配した夫は、直接女性を歯医者に連れていきました。point 204 | 1
女性は2013年に胸腺がんと診断された後、2017年まで手術と化学療法を並行していました。そのため、体が弱っていた女性が親知らずを抜いて大丈夫なのか？と夫は心配していたのです。しかし、歯科医師は特に無理はかからないということで手術を薦めます。女性はその後、親知らずを抜くことになりました。point 201 | 1
大量出血で6日後に死去した女性
しかし、親知らずを抜いた翌日、女性の体に異変が。朝起きると、なんと枕に血が大量にこびりついていたのです。さらに血が止まることがありません。これに驚いた女性はすぐに病院へ。
止血をしてもらおうとしたのですが、それでも痛みはおさまらず、足にまで打撲の跡ができ、さらには頭痛にまで襲われることに。女性はそのまま昏睡状態に陥り、親知らずを抜いてから6日後には夫と2人の娘を残し、この世を去ったといいます。
まとめ
このように、女性は親知らずに痛みを訴えたため、医師の診断のもと、抜くことを決断したわけですが、遺族は歯医者側が本当に正しい判断をしたのか、医師を提訴することを考えているようです。時々親知らずの痛みやゴロゴロする感覚で集中できない…という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、よっぽどひどい症状が現れない限り、親知らずをむやみに抜いてはいけないのかもしれません。point 247 | 1
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