カナダで驚くべき出来事が起きました。カナダ・ケベックシティ発トロント行きのエア・カナダに乗り、飛行中に眠りに落ちた女性客が着陸から数時間後、真っ暗で誰もいない機内で一人目覚めたのです。にわかには信じ難いこの話しですが、真相はいったい・・・
この出来事で、機内に取り残されていたのは、ティファニー・アダムス氏。アダムス氏によると、目が覚めた時はシートベルトをしたままで、機内は凍えるほど寒かったといいます。すでに機体は停止した状態で、機内は真っ暗だったそうです。
凍えるほど寒いまっくらな機内にひとり取り残されたアダムス氏は、この出来事以降、「夜驚症（夜中にパニックを起す睡眠障害）を繰り返している」と話しています。また、アダムス氏は自身のフェイスブックで、目が覚めたのは着陸から数時間後で、「深夜0時頃で、凍えるほど寒くて真っ暗闇の中で座席に閉じ込められたままだった」と明かしました。とても恐ろしかったでしょうね・・・point 238 | 1
目覚めた後、アダムス氏は、携帯電話から友人のディアナ・デール氏に電話をかけ、居場所を伝えることができましたが、この電話をかけてから1分も経たないうちに携帯電話の充電は切れてしまったといいます。機体はすでに停止していたため、充電はできなかったそうです。
この通話後に事態を把握したデール氏は、トロント・ピアソン国際空港に電話をし、アダムス氏の居場所と状況を伝えたといます。また、友人からの助けを待っている間、アダムス氏はコックピット内で見つけた懐中電灯を使い、外部の注意を引こうと試みたそうで、最終的に、乗客の荷物の運搬担当者によって発見されました。point 205 | 1
発見後、エア・カナダはリムジンとホテルを用意しましたが、アダムス氏は一刻も早く帰宅したいと訴え、拒否したと言います。また航空会社の担当者は、調査の一環として同氏に2度電話をかけ、謝罪したそうです。エア・カナダはアダムス氏の訴えの内容について認めており、原因を確認しているそうです。point 202 | 1
しかし、イスに座ったままの乗客を放置してキャビンアテンダントたちが仕事を終えたというのがやはりにわかには信じられません・・・なぜこんなことが起きたのでしょうか