公共交通機関の優先席は身体的に直接な不自由を抱えている方だけが座るべき、といった暗黙の認識が強い現代ですが、もう少し優しさがあってもいいのではないでしょうか。最近になり、生理痛がひどく地下鉄の優先席に座っていた女性が見知らぬ男からまさかの制裁に遭ってしまい、怒りを隠せずにはいられないようです。
生理痛がひどく地下鉄の優先席に座っていると…?
それは台湾での出来事。とある日、ひとりの女性が生理痛がひどく、地下鉄の優先席に座っていたのですが、当時一般の座席はすでに埋まっていたとのことですが、立っていることにも苦痛を覚えたため、やむを得なく優先席に腰を下ろしたとのことです。すると、そんな女性にひとりの男が近づくことに。
その直後、男は女性に突如「そこをどけ!」と大声で怒鳴りつけては太ももを蹴るなどの暴行をはたらいたとのこと。これに驚いた女性は状況を説明したものの、男は聞く耳を持たなかったといいます。男がひたすら女性の太ももを蹴り続けたとのことで、結局席を立つことに。
男の言い分「そんなこと考えたら分かるだろ」
しかし、このような理不尽な状況に納得のいかない女性は男に詰め寄ることに。「生理痛で辛いのに優先席に座ってはいけないのか」と問い詰めたところ、男は「そんなこと聞かなくても分かるだろ」の一点張り。さらに「身体に不調が無ければ座りませんでしたよ」と言ったものの、男は謝罪ひとつなくその場を立ち去ったといいます。
その後、女性はネット掲示板に「直接的な身体の不自由が無ければ優先席には座れないんですか?」といった文章を投稿することになりましたが、はたから見たら若い女性が優先席に座っていたら疑問に思うかもしれないですが、暴行まではたらく必要は無かったのではないでしょうか。
まとめ
このように、生理痛がひどい女性が一般の座席が開いていなかったため、やむを得なく優先席に座ったものの、見知らぬ男からひどい仕打ちに遭ってしまったエピソードを紹介しましたが、もう少し人に対する優しさがあってもいいのではないか、と思えてなりませんね。