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    Categories: FOOD

【徹底解説】パンナコッタやババロアと似ている「ブランマンジェ」とは?


ブランマンジェとは?

皆さんは「ブランマンジェ」というスイーツを食べたことありますか?白くて、甘酸っぱいソースと一緒に食べることが多いスイーツですが、見た目はババロアやパンナコッタにそっくりです。その違いの見分けはつきますか?今回はそれぞれについての解説をしていこうと思います。まずは、ブランマンジェの由来についてご紹介いたします。


写真:www.metro-cc.jp

「ブランマンジェ」とはフランス語で、白い(blanc)食べ物(manger)という意味。フランスではとてもメジャーなデザートです。フランスのランドック地方やモンペリエで作られたお菓子。「アーモンドの豆腐」とも呼ばれ、アラビア人がアーモンドと砂糖で作ったものが始まりとされています。ヨーロッパでは7~8世紀頃、高級な料理の材料として使われるようになり、18世紀になると料理人のアントンカレームがデザートにしました。 意外なことに、最初はデザートではなく、お肉が入った食べ物だったそうですよ。point 311 | 1

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ブラマンジェの基本の作り方


写真:uonumaya.com

伝統のあるスイーツブランマンジェですが、基本の作り方はいたってシンプルです。砂糖を入れ沸騰させた牛乳に細かくしたアーモンドを入れ、しばらく放置します。その作ったものを布で漉して、ゼラチンと生クリームを加えた後、冷やし固めたら完成です。食べる時にフルーツソースを添えて食べることも多いですよ。

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パンナコッタとは?


写真:www.recipe-blog.jp

スーパーやコンビニでも買えるようになったなじみのあるスイーツ「パンナコッタ」、つるんとした舌触りやほどよい甘さが好きな方も多いのでは?イタリアのお菓子。イタリア語でパンナ(panna)は生クリーム、コッタ(cotta)は煮つめるの意味です。基本の作り方は、生クリーム・牛乳・砂糖を煮詰め、バニラやラム酒などで風味をつけたら、ゼラチンで固めて作ります。ミルクプリンのような食感で。ベリー系のソースやチョコレートソースが添えられていることも。ブランマンジェはアーモンドの香りを移して、風味を楽しむものなので、そこが違うポイントですね。point 345 | 1

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ババロアとは?


写真:recipe.monteur.co.jp

日本でも昔から親しまれている、「ババロア」はフランスのお菓子。フランス語で「バイエルンの」を意味し、一説によるとドイツのバイエルン王国の貴族のために考案されたといいます。基本的な作り方は、卵・牛乳・砂糖・生クリームを混ぜたものをゼラチンで固めて作ります。ババロアは泡立っているものが多いので、ふわふわとしたムースのような滑らかさ。ブランマンジェと違うポイントは、全卵を使うところ。なるほど、色も純白ではなく、ほんのりクリーム色なのですね。point 299 | 1

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まとめ


写真:sweets.cake100.net

いかがでしたか?ブラマンジェについてよくわかりましたか?ババロアやパンナコッタとはまた違うスイーツだということもわかりましたね。ブラマンジェというと、プリンのようなデザートといったざっくりとした印象だった方も多かったのではないでしょうか。いずれも作り方は簡単ですので、興味があればババロアやパンナコッタと合わせて作ってみて、よかったら食べ比べてみてはいかがでしょうか?

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