新型コロナウイルスがいまだ終息が見えない中、とある妊婦に悲劇が見舞われたようです。どうやら出産を控えていた中で検査を受けたものの、すぐに応急室に入れず長時間待たされたことでお腹の胎児が死産してしまったことで、女性は怒りの声を上げています。
出産を控えた妊婦がコロナ検査待ちも…?
それは韓国での出来事。間もなく出産を控えていた妊婦が最近、入院をする予定だったとのことですが、当日の昼に病院で「入院した後分娩日時を決める」とアナウンスがあったそうです。女性は19時前まで手続きを進めてほしい、という病院側の案内に従い、その日の14時半に新型コロナウイルスの検査を受けたといいます。
検査結果は通常6時間後に出るとのことで、結果が出た後に再び病院に戻る予定だったとのことですが、その後、18時ごろに突如下血をしてしまったとのこと。当時、手術を受けなければならないほど危険な状態だったとのことですが、救急車に運ばれた後も検査の結果が出ていなかったことで手術室に入れなかったとのこと。
胎児が死産するという悲劇…
女性は結局、救急車で1時間待たされ、ようやく血液検査を受けることができたとのことですが、残念ながら胎児は死産してしまいました。女性はこのような病院側の措置に「到底納得できない」と怒っているようですが、病院側は謝罪どころか当時の状況説明も全くしないとのことです。
病院側は「保健当局のガイドラインに沿って新型コロナウイルスの検査を行ったが、妊婦の検査結果(陰性)が予定よりも遅い時間に出た」とし「その日手術が予定されていたわけではないため、場所の確保などが難しく、準備時間に50分かかってしまった」と明かしています。
まとめ
このように、コロナ禍で出産を控えていた妊婦がまさかの悲劇に見舞われてしまった今回の件ですが、病院側いわく、当時の妊婦の容体は胎盤が剥離していた状態だったのことで「このような症状は予測できない場合が多い」と説明しているようですが、妊婦側にしたらどんな理由であれ胎児が死産してしまったわけですから、悲しみはそう癒えることは無いでしょう。