嵐の松本潤さん(35)が1日、都内で行われた嵐初展覧会の会見場で、メンバーを代表する形で、ジャニー喜多川社長(87)の入院について報道陣に報告していました。また12日、NHK情報番組「あさイチ」に松本さんが生出演した時には、ジャニー氏が倒れてから「病室にいろいろなメンバーが集まって、エピソードを話していた。特別な時間だった」とジャニー氏への想いを語っています。
同番組では、松本さんがジャニー氏との思い出を振り返り、亡くなった時に松本さんの母から自分に電話があったことを明かしました。電話の内容とは、少年時代にレッスンなどで遅くなった時に、ジャニー氏から母のもとに電話があり、泊まったり、ちゃんと帰したことなどを報告してくれたとのことでした。その時のことを松本さんは「プロデュースだけでなく、人と人の接し方をずっとやられている。温かく育ててもらった」と振り返りました。
また、ジャニー氏が甘党でもあったことも明かしていて、ある時、「グレープフルーツを切ってくれて、砂糖をいっぱいかける。とても甘かった。いい思い出です」と笑顔で話しました。そこで、ジャニー氏の死去から一夜明けた10日、ジャニーズ事務所は嵐メンバーからの追悼コメントを発表しています。
大野智
ジャニーさん。長い間、本当にご苦労様でした。ジャニーさんと出会えたことで僕の人生は大きく変わりました。嵐をつくってくれてありがとう。まだ何の実感もないですが。感謝です。感謝でしかないです。ゆっくり休んでねジャニーさん。本当に、ありがとう。
櫻井翔
ジャニーズ事務所の一員として人生を歩むこととなるのも、人生を“嵐の一員”として歩むこととなるのも、ジャニーさんがいてこそです。いま、エンターテイメントの世界に身をおく全ての源泉は、あの日あの時に僕を見付けてくれたから。どうかゆっくり休んで下さい。眠っているかのような顔を見ると、ふと声が聞こえてきそうでした。本当にありがとうございました。
相葉雅紀
ジャニーさんには感謝しかありません。ジャニーに教えて貰った事と思いは一生忘れません。本当にありがとうございました。本当に本当にお疲れ様でした。
二宮和也
収録中に今回の訃報を聞き、収録終わりで駆け付け最後に皆で挨拶が出来て良かったです。ジャニーさんには感謝しかありません。この感謝を返せる様にこれからも頑張っていこうと思います。
松本潤
23年前、一本の電話で僕の人生を変えたのはジャニーさんです。それから数々の夢を見せてもらいました。もっとジャニーさんのつくるショーが観たかった。もっと話がしたかったです。ジャニーさん、僕をエンターテイメントの世界へ導いてくれてありがとう。そして嵐を作ってくれてありがとう。心よりご冥福をお祈りいたします。