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既婚女性と独身男性のアブナイ托卵計画


「托卵(たくらん)」とは卵の世話を他の個体の託す動物の習性です。カッコウの例を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。カッコウは自分で産んだ卵をモズやホオジロなどの巣に置き、その卵をモズやホオジロが自分が産んだ卵かのようにお世話をする習慣です。

托卵は動物の習性として使われますが、実は人間の間でも最近ある意味合いで使われているのをご存知でしょうか。では、人間が行う「托卵」と呼ばれる行為はどのようなものか見ていきたいと思います。

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写真:girlyblogger.com

◼︎托卵ではなく「托子」

写真:fhm.com

人間の場合の托卵は「卵」を孵化させるお世話ではなく「子育て」の意味で使われます。といっても、自分の子供を親以外の人に子育てしてもらうベビーシッター的な意味合いでは全くありません。カッコウの卵をモズなどがあたかも自分の卵であるかのように育ててしまう托卵と同様、人間の場合でも実際には他人の子であるのにそれを知らず、自分の子として育てることを言います。

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ここでキーとなるのは「女性は托卵する側」、されるのは男性ということです。というのは、女性は自分のお腹を痛めて妊娠・出産を行うため自分の子かどうかは火を見るよりも明らかなわけで、女性の前にその女性の遺伝子の入っていない子を連れてきて「あなたの子」だというのは不可能です。ただ、これが男性側ならば可能性としては大いにあり得ます。

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例えば、二股、三股をかけている女性が、同じ時期に複数人と関係を持っていた場合、自分が何股もかけられていることを知らない男性は女性が妊娠したら「自分の子だ」と思うのが自然です。女性が下半身が緩い人だということを知っている男性ならば「本当に自分の子か?」と思うかもしれませんが、そのような特殊な例以外は一般的には付き合っている女性が妊娠したら自分の子だと思ってしまいます。そんな男性の心理を利用して、今は「托卵計画」を企てる女性もいるのです。point 219 | 1

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写真:thelist.com

◼︎既婚女性と独身男性の托卵パターン

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写真:uk.askmen.com

托卵計画には様々なパターンがありますが、そのうちでも成功の確率が非常に高い組み合わせの一つが「既婚女性と独身男性」です。

既婚女性と独身男性が子供ができる行為をする、つまり不倫です。この場合、不倫している既婚女性は自分の夫とは気持ちが冷めていることが多く、夫との子供は欲しくない、でも金銭的な理由や社会的な理由などから離婚したくありません。夫とは最低限の性行為を持つことで実際には不倫相手との間にできた子供をあたかも夫婦間の営みで妊娠したというように報告し、夫の経済基盤の下で子供を育てる托卵を実行する女性がいます。

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子供ができたと夫に告げたところで不倫を疑われなければ夫だけでなく親や親戚たちにも喜んで受け入れてもらえます。手放したくない嫁ぎ先の経済基盤を失うこともありません。そして既婚女性と独身男性の托卵計画で恐ろしいところは、誰にも知られることなく、もう気持ちが冷めている夫の子供ではなく、愛する不倫相手の遺伝子を子供に残すことができる点です。

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戸籍上はもちろん夫との子になりますし、夫や親に疑われて何かの拍子にDNA鑑定でもされない限り托卵計画を知られることはありません。ただし注意しなければいけないのは、夫と不倫相手の血液型や生まれる子供の血液型に共通項が多い相手でないとリスクが高まります。

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写真:maxim.com

◼︎まとめ

女性は妊娠することで自分の子宮で赤ちゃんを育てるため自分の子か否かの判断ができますが、男性の場合は一般には自分のパートナーが妊娠したから自分の子だという性善説に基づいて「自分が親」だと判断します。

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その心理を利用して、独身の不倫相手との間に授かった子を夫との子だと騙し、夫に育てさせる既婚女性がおり、それは時として気持ちの冷めている夫ではなく好きな人の遺伝子を残したいという托卵計画として実行されることもあるのです。

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