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両手が樹木状の男性が手術に成功も再発した男性の現在は?


世界には極めて稀な難病が存在しますが、もし自身の手に樹木のような巨大なイボがあったとしたらどうしますか?今回は両手が樹木の枝のようないぼに覆われる皮膚病に侵された男性が手術により本来の生活を取り戻したものの、残念ながら再発してしまったエピソードを紹介します。

ツリーマンと呼ばれた男性

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世界でも5人しか発症例がないといわれている「疣贅(ゆうぜい)状表皮発育異常症」という難病に侵され、手や足に木の皮のような巨大ないぼが生じたために「ツリーマン(樹木男)」と呼ばれたこちらのバングラデシュ人男性のアブル・バジャンダルさん。10歳の頃に発症して以来、その特異な手の形のせいで職を失ったどころか、飲食や歯磨き、シャワーなどの日常生活も困難な状態でした。point 250 | 1

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そこでバジャンダルさんは本来の手を取り戻すため、過去に幾度にわたる手術が行われましたが、2017年には完治されていたとされていました。その後はバジャンダルさん念願の本来の生活を取り戻し、自分の手で食べたり飲んだり、文字を書いたりできるようになっていました。

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症状悪化で再発した?

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しかし、今年に入りバジャンダルさんの手の具合が悪くなってしまったようで、再び入院。担当医師らが治療の成功を発表する寸前に突然いぼが再発したバジャンダルさんは2018年に医師らに告げることなく病院から一度脱走してしまったそうです。

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僕のLOG

バジャンダルさんは症状が悪化して手だけでなく、足のほぼ全体をいぼが覆うようになってしまったといいます。バジャンダルさんいわく「私は病院を去るという誤りを犯した。別の治療法を探したが、何も見つけられなかった。今では、ここにとどまって治療を続けるべきだったと理解している」と語っています。

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ツリーマンの現在は?

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LIFES!

現在は治療に前向きになっているバジャンダルは現在、以前から治療を行っていた病院の一室にて妻と娘と暮らしています。バジャンダルさんの苦境は全国からの同情を集め、バングラデシュの首相はバジャンダルさんに治療費を無料にすると約束。以前よりも快適な環境で治療が受けられそうです。今度こそ完治してくれることを祈るばかりですね。point 224 | 1

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