過去、夏休みが終わりに近付こうとしていたある日、娘と２人で実家に帰省していたある男性が、帰りの新幹線で泣きだした娘をあやしていると、そこにゾロゾロと警察官が。なんと誘拐の疑いがあるとして取り調べを受けたというのです。
男性が今の日本社会への問題を指摘し、話題なりました。
男性はTwitterに以下のように投稿。
「娘と2人で長野の実家に行った帰りの新幹線、娘が眠さで機嫌悪くなり大泣きし出し、デッキであやしていたところ、警察がゾロゾロ乗ってきて取り調べされました。重大な誘拐事件かもしれないという通報があったらしいです。男だけで子どもを連れているのはおかしいという、男性の育児に対する偏見。」
続けて、「通報した人は子どものためよかれと思ってやっているのだろうし、責めることはできません。警察は警察で通報があってやっているわけだし。あまりの状況に「子どもは泣くもんだろ！」と警官に文句を言って下さった方もいた。良かったのは、娘があまりのものものしさに泣き止んだこと。」としました。
最後は、「一方で、娘がが泣き出したらすぐに後ろの席の中年男性が「うるさい！デッキ行けよ！」と怒鳴ってきた。デッキはデッキで混んでいたので心苦しかった。いやー、育児は大変ですね。」とし、ツイートを締めくくっていました。
この一連の流れはネットに投稿されるとたちまち話題に。男性はもちろん娘さんの正真正銘のお父さんであり、奥様に休んでもらうために娘さんと２人で来ていたのかもしれませんね。
しかし、”男性が子供をあやして２人でいる”という状況が警察を呼ばれるほど”普通じゃない”日本社会とはどうなのでしょうか・・・
ネットからは、「男子トイレも育児向いてませんし、ただでさえこの気温なのに、怒鳴られたり通報されたり災難でしたね。」「でも確かにこの文を読んで、途中まで”普通に”母親の話だと思ってたので、潜在意識って怖いですね。なかなか抜けない。」「育児経験のない大人が増えているのが想像力の欠如に繋がるんでしょうけど、なかなか悲しい話です。」と多くのコメントが寄せられていました。point 312 | 1
男性の育児が普通になるまでにはまだまだ時間がかかりそうだと気付かされるエピソードですね。