新型コロナウイルスの感染拡大がいまだ終息しない現在、多くの方の命が奪われている状況ですが、そんな中、祖母がウイルス感染したことで車の中で息を引き取ったものの、それを信じたくない孫が人工呼吸で必死に蘇生する姿が公開され、見る者が涙を浮かべています。
新型コロナウイルスに感染し車の中で息を引き取った祖母
それはメキシコでの出来事。メキシコでは現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっており、感染者は6月17日の段階で約15万名、そのうち約1万8000名が命を落としています。6月15日、とある家庭で祖母が呼吸困難など、新型コロナウイルスの症状がみられたことで、孫が病院に連れて行きます。point 220 | 1
しかし、病院に着いた頃には祖母の意識はすでにありませんでした。身体もうまく起こすことができない祖母に孫が人工呼吸を試みます。人工呼吸をすることで孫にも感染のリスクが高まりますが、そのようなことは孫にとっては関係なし。なんとしてでも愛する祖母を蘇生しようとしましたが、祖母の意識が戻ることがなく、そのまま息を引き取りました。point 217 | 1
当時の写真が公開され多くの方が涙
孫は意識が戻ることのない祖母を抱きしめ、そのまま泣き崩れます。当時のこの写真がネット上で公開されると、多くのユーザーが涙しました。その後、孫が新型コロナウイルスに感染したかどうかは不明なものの、かつて自身を可愛がってくれた祖母がこのような最期を遂げてしまったことで「言葉が見つからない…」と同情の声が多く寄せられています。point 233 | 1
なんといっても高齢者はウイルス感染のリスクが高く、一度感染してしまうと一瞬にして命の危険にさらされることでしょう。特に自身の家族が目の前で亡くなってしまったら、それを受け入れられないのは当然のことです。このような不幸を招いてしまうだけに、新型コロナウイルスというのは本当に憎いですね。
まとめ
このように、現在は欧米圏でも新型コロナウイルスの感染拡大が著しくなっていますが、祖母が目の前で意識を取り戻すことなく亡くなってしまうのは本当に悲しいことです。このような孫の行動には見る者が涙せずにいられませんが、新型コロナウイルスの恐ろしさをもはや他人事とは思えませんね。