幼い頃の不慮の事故というのは身体だけではなく、心の傷も負いやすいことでしょう。最近になり、幼少時代に猛犬に顔を噛まれ、自身の股の皮膚を移植するも、その数年後に「異変」が起きたエピソードが話題になっています。
猛犬に顔を噛まれ自身の股の皮膚を移植するも…?
それはイギリスでの出来事。こちらの少女は9歳の頃、猛犬に顔を噛まれるという悲劇に見舞われてしまいました。その影響で頬にひどい傷を負ってしまい、皮膚移植を余儀なくされることに。当初は緊急ということもあり少女には選択権がなく、やむを得なく自身の股の皮膚を採取、右の頬に移植をしたのですが…?
数年後、彼女の顔に異変が。反抗期を迎えるにつれ、移植をした部分が変色、さらには毛が生えてきたとのこと。その毛というのがまさに下半身の「あの毛」です。彼女はそのたびに鏡を見ては毛を抜いていたとのことですが、まだ若いということもあり、心の傷はさらに深くなってしまったとのこと。
娘のために手術することを決意
このように、顔に毛が生えてくるたび抜いていた彼女ですが、その後結婚し、娘をもうけてから心境の変化が現れたとのこと。「娘が私のせいでいじめられたらどうしよう」と考え始めた彼女はついに整形外科を尋ねることに。しかし、手術を受けるにも決して簡単なものではありませんでした。
変色した皮膚の部分を少しでもメスを入れることで顔の周辺の部分にも影響を及ぼすこととなり、顔自体が変形してしまうというリスクが高まるとのこと。このようなことから彼女の顔にはメスを入れず、フィラーを注射することで毛が生えないようにすることに成功、肌の色もだんだん薄くなっていったとのことです。
まとめ
このように、猛犬に噛まれたことで股の皮膚を移植するも皮膚の色が変色、「あの毛」が生えてしまった女性ですが、この件が現地の番組で紹介された際、「心が痛い」という視聴者の意見が多くあった一方、皮膚を移植した当時の医者に対し「腹立たしい」といった批判の声が多いのも事実です。