新型コロナウイルスの影響で残念ながら死亡者も増加傾向にありますが、特に免疫力のない子どもやお年寄りは予防を徹底しなければなりません。そんな中、生後40日の赤ちゃんが近所の方々に祝われ抱かれた際ウイルス感染してしまい命を落としてしまったというニュースが報道され、悲しみの声が相次いでいます。
生後40日の赤ちゃんが近所の人に抱かれ…?
それはインドネシアでの出来事。6月9日、とある家庭の生後40日の赤ちゃんが発熱、咳、呼吸困難などの症状がみられ、病院を訪れたといいます。赤ちゃんは即入院となり、ICUで治療を受けていましたが、その15日後に息を引き取りました。どうやら赤ちゃんは新型コロナウイルスに感染していたようですが、両親はともに陰性。
赤ちゃんは生まれた後、近所の人々から祝福され、多くの方が赤ちゃんを一度は抱いたといいます。赤ちゃんが息を引き取った後、生前に接触した隣人から陽性反応が出たことが判明。どうやら赤ちゃんはこの隣人からウイルスをもらってしまったようです。
新型コロナウイルスの症状があったのにも関わらずそれを隠してたことが判明
さらに隣人はかなり以前から新型コロナウイルスの症状があったにも関わらず、自宅待機などの措置を一切取らず赤ちゃんに接触していたことが判明。それだけにネット上からも叱咤の声が相次いでいますが、日に日に弱っていく子どもの姿をただただ眺めるしかなかった両親の気持ちを考えると心が痛くて仕方ありませんね。
インドネシアでは現在、新型コロナウイルスに感染した方は約48000人、死亡者は約2600人とのことで、感染者も増加傾向にありますが、残念ながらウイルスの症状を隠して日常生活を送っている方もいるようなので、少しでも症状が現れれば直ちに検査を受けてほしいところですね。
まとめ
このように、生まれてすぐに隣人から新型コロナウイルスをもらってしまい命を落としてしまった赤ちゃんのエピソードに現地からは悲しみの声が相次いでいますが、やはりウイルス感染が増加傾向にある際には隣人であっても接触は避けるべきなのでしょう。各自予防を徹底し、症状の疑いがあれば検査を受けるべきですね。