東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元会長の森喜朗元首相が10月29日、金沢市で開かれた金沢医科大学の創立50周年を記念式典であいさつし、自身が杖（つえ）を使用していることについて「つえを突いていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる」などと発言しました。
この発言がネット上でも大きな波紋を呼んでおり、「もう一言も喋るな」などと炎上しています！共同通信によると、森氏は金沢医科大の記念式典に来賓として出席。 あいさつを求められた際に、「つえをついていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる」と発言したといいます。
元々は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長を務めていた森氏。ところが2021年2月、JOCの臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります。（中略）女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」などと発言し批判を浴びました。
そんななかでの「医師の指導でリハビリの効果がかなり出てきており、もうつえはいらない」といった発言は、障害者を揶揄しているとも受け取れる発言にもとれます。本人から今後、釈明や謝罪があるかも注目されますがSNS上でも炎上しており、
「過去（の失言への批判）から何も学んでない」「見過ごせない発言」「もう一言も喋るな」「この男はいつまで偉い席に居られるの？全ての組織から除名すべきではないの？」などと怒りの声が上がっているようです。式典には、馳浩石川県知事も出席していた。いまだに多くの国会議員が相談に訪れるという森氏に、苦言を呈する人物は誰もいないのでしょうかね…。
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