所信表明演説で、屋外でのマスク原則不要を強調した岸田首相。 しかし、国民に「脱マスク」が広がらない中、新たにマスクルールの検討を打ち出した結果については、多くの国民から不安の声があがっているようなのでまとめてみました。

会話をほとんど行わなければ、屋外ではマスク不要。 政府が、この方針を発表したのは、2022年5月のことでした。それから約5カ月が経過した10月7日、東京・新宿駅周辺の様子を見ると、まだ多くの人がマスクを着用していました。

20代の女性はマスク着用について、「(マスク)してますね、慣れちゃって。(マスク)しないと不安になる」と吐露するなど、マスクは必須アイテムとなっているような人が多くいるようです。

そんななか、木原官房副長官は7日、まだ具体的なスケジュールを言う段階ではないとしながら、脱マスクのルール化の範囲について、「屋外屋内を問わず、全体を整理されるものと理解している」と言及。 ルール化は、屋内も対象となることを明らかにしました。

こうした屋内での脱マスクのルール化についてネット上ではこんな声が上がっています。
「まだ完全に(コロナが)収まりきったわけではないので、(屋内での脱マスクは)ちょっと怖いなという気持ちはあります」
「コロナにかかっても使える薬が出てきたらいいかなと思うけど、ないかぎりは(マスクを外すのは)怖いかな」

マスク着用の指針については今後も議論が必要だと思いますね。
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