岸田総理大臣は東京都内で講演し、27日に行われた安倍元総理大臣の「国葬」について、国内外から寄せられた弔意に丁寧に応えることができたという認識を示したうえで、「国葬」の検証に向けて今回の対応を記録として残す考えを示しました。しかし、ネット上では意見がたくさん寄せられています。
この中で岸田総理大臣は、27日に行われた安倍元総理大臣の「国葬」について「多くの皆さんのご協力をいただいて国内外から寄せられた多くの弔意に丁寧にお応えすることができた。静かに安倍元総理大臣をお送りすることができたと思っている」と述べました。
そして、「記録を残しておくことは重要である」とし、「今回の国葬儀の実施について『検証』を行う」とあらためて強調しました。その上で、「まずは、幅広い有識者の方々から意見を伺い、国葬儀について論点と意見を整理するところから始める」と明らかにしています。
さらに、「国民のより幅広い理解を得て国葬儀を執り行うにはどうしたらいいか、適切な金額や規模はどうかなど、今後の国葬儀の在り方について、国民各層の議論を踏まえて幅広い理解を頂けるよう、必要な検討を行う」と強調しました。
国葬が終了し、国葬の問題だけでなく、旧統一教会との関係性などの課題もまだまだ残っているかと思います。ネット上でもこんな声が上がっています。
「有権者というのは自民党支持者の意見だけかなと思いますね 危険なのは支持者から聞いた耳障りの良い意見だけを聞いて国民代表と解釈することです」
「よく有識者とかその分野の専門家とか言うけど客観的にそういう人選を選べるのか疑問に思いますし、逆に言えばたらい回しだなと無責任。」
「有識者の意見を聞くだけでなく、最も大事なのは国民の意見だ。報道各社の世論調査やネットの意見を集約分析して、国民の意識をできる限り肌で感じもらいたい。」
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