徳島市で8月に開催された阿波おどりで、参加した踊り手らのほぼ4人に1人に当たる819人が新型コロナウイルスに感染したことが22日、主催した実行委員会のアンケートで明らかになりました。ネット上では賛否の声があがっています!
22日、阿波おどり実行委員会の会合が開かれ、夏の阿波踊りに参加した団体を対象に行ったアンケートの結果が報告されました。それによると、前夜祭の日にあたる8月11日から25日までの間に、踊り子ら3425人中、約4人に1人にあたる819人が、新型コロナウイルスに感染したということです。
参加者数のほぼ4分の1にあたるとのことで、感染対策のマニュアルはおおむね守られていたが、控室の「3密」回避などの対応が一部の連で徹底されていなかったといいます。
連の感染者数は阿波踊りが終わった翌日の8月16日から急増しており、17日の220人がピークでした。22日以降は1桁で、合計は819人に上ったが、未回答の連もあるので実際はさらに多いとみられています。公募委員の立川真千さん は、「感染対策として徹底できるところを必死にやったつもりなんですが、残念ながら食い止めることはできない状況になってしまいました」などと言及。
公募委員の京野壮一さんは、 「対策もしながら踊るのもマスクもつけて、大変な中踊られてみんなを笑顔にしていたので、踊り子だけが言われるのは、僕は納得しないと思います」と話しています。今年は3年ぶりに屋外の演舞場に観客を入れて本格開催していた阿波踊り。感染者が多発したようですが、ネット上ではこんな声があがっています。
「この酷い状況にも関わらず楽しかったらそれでええんですと言い放っている内藤市長には心底ウンザリします」
「感染者800名で具合が悪くなった人がどれ位いたのか重症度別に知りたい。それと予防接種の接種率も」
「感染っていうか、ただの陽性者なんじゃないの? 無症状がどのくらいいると言う情報も併せて発表してほしい。」
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