21日、デイリー新潮にて元ENEOS会長の「辞任理由について」のスクープが掲載された。
今年8月、石油元売り最大手・ENEOSホールディングスの代表取締役会長を務めていた杉森務氏(66)を辞任。
辞任理由として、『一身上の都合』の都合と発表しており詳しい理由などは掲載されていなかったものの、今回デイリー新潮にてその理由が明らかになりました。
デイリー新潮によりますと、今年の7月1日の夜。
※写真はイメージです。
杉森氏は、沖縄の得意先である石油販売会社幹部らとともに、沖縄県那覇市の松山の高級クラブに来店。
店のVIPルームである個室で飲み始めた杉森氏は、隣に座った初対面の30代女性ホステスを気に入った様子で、手を握ったりした後、大声を出して彼女を抱き寄せたという。
※店内の写真はイメージです。
さらに行為はどんどんエスカレートし始め、
女性のドレスの中に手を入れ、胸を触り始め、そこからキスを強要し
肩に手をまわし、その腕で強引に首を絞めるような格好で唇を奪った
とのことだ。
その間女性は何度も拒むしぐさを見せたとのことだが、それに対して杉森氏は
「銀座では普通だよ、こんなの」
となどとしつこく言い募りながら別のホステスにも同様の行為を働いたというのだ。
最終的にこのような行為が2時間ほど続き、さすがに見かねた他ホステスたちがカラオケに誘うなどしたが
それでは満足がいかずに、
セクハラを続けてきた彼女のドレスを強引に脱がし、上半身は何もつけていない状態に
したとのこと。
ドレスを剝ぎ取られた女性は、その場に泣き崩れ、店側はホステスを交代させる形で彼女を解放したという。
翌日、女性は体に異変を感じ病院に向かったところ
「病院で検査を受けたところ、肋骨の骨折や、首がむち打ちのような状態となっていることが認められ、全治2週間との診断を受けたようです」
と店関係者がコメントをしている。
杉森氏が強い腕力で無理やり迫り、それを拒もうと何度も抵抗するうちに、骨折などのケガまで負ってしまい、被害女性はPTSDのような症状に悩まされ、仕事も満足にできない状態であるとのことだ。
【ENEOS側のコメント】
この一連に対して、ENEOS側が隠ぺいしたのではないかと思わるがこのようにコメントをしている。
《元会長による不適切な言動は当社にとって受け入れがたいものであるとして、元会長に速やかな辞任を求めるなどの対策を講じました。元会長も深い反省を示し、辞任届を出したことから受け入れることとしたものです。その一方で、当社は被害女性が当時のことを思い出すことに非常なストレスを感じておられる旨をお伺いしており、辞任理由における本件への言及も含めて、プライバシーに関わる恐れがある情報発信は厳に控えておりました》
(ENEOSホールディングス広報部)
更に、当の杉森氏が住む都内の自宅を何度も訪ねたようだが、家人が「本人は不在です」と繰り返し、誠意ある対応はなかったとのことだ。
このことに対して、ネットの声は
《香川照之の一件でもある記事では元ホステスの話として「銀座ではあれが日常」みたいなことを言っていたがそれを放置していたからこそ客が増長してきたんじゃないかと思う。》
《肋骨骨折ってどれだけの力で締め付けたのか想像もできないと思う。やはり行為が行為だけに辞任で済まさずもっと厳しい処分が必要だと思う。謝罪したのかもわからないし、隠蔽の可能性はあると思う。》
《記事を読む限りはちょっとはめを外し過ぎどころの話ではない。》
《急にこの時だけ、このようなことを起こしたのだろうか。 常習性はなかったのだろうか。 》
などの香川照之の事件と照らし合わせて見る者もおり、杉森氏の骨折までさせるやりすぎな行動に対して
《これは事実であれば犯罪です。》
といったコメントが残されていた。
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