北海道森町の宿泊施設で18日に発生したゴーカート事故で、道警森署は19日、意識不明の重体となっていた男児(2)が死亡したと発表しました。ネット上でも様々な声があがっています。
北海道・森町のイベント会場で18日、ゴーカートが子どもたちのグループに突っ込み2歳の男の子が意識不明の重体となっていました。アクセルとブレーキの踏み間違いが事故の原因とみられています。森町のイベント会場で18日正午前、ゴーカートを運転していた11歳の女の子がコース外にいた1歳から4歳の子ども4人と大人1人のグループに突っ込みました。
この事故で、2歳の男の子が頭から血を流し病院に運ばれましたが意識不明の重体となっており、ほかに4歳の男の子が顔にけがをしたことが報道されました。しかしその後、2歳の男の子が死亡。同署によると、死亡したのは函館市の吉田成那ちゃんで、搬送先の病院で治療中だったが、19日午前9時ごろに死亡が確認されたということです。
現場では、自動車販売店によるゴーカートの体験会が開かれていました。 主催者によりますと、係員がカーブした先のピットレーンにゴーカートを誘導しようとしましたが、女の子は時速40キロほどで直進しコースの外に飛び出したということです。主催者側は「ブレーキを踏んで減速しなければいけないが、アクセルが踏みっぱなしになっていた状態です。けが人を出してしまい大変申し訳なく思っています」とコメント。
警察などによりますとゴーカートが飛び出した場所はコーンで仕切られていましたが、飛び出しを防ぐ目的で設置されたものではなかったということです。見物していた子どもたちに衝突し、死者ができたとは本当に残念でなりません。ネット上ではこんな声があがっています!
「免許持ってません。一度、遊園地でゴーカートに乗りましたが、子供も乗るような低速のトロトロしたやつでも、運転すると速く感じて怖かったです。操作も難しいし、軽くパニックになってもう二度目はないな、と思いました。」
「子ども向けのイベントは、こんなこと絶対に起こるわけないってくらいの注意を持って運営しなければなりません。危険な乗り物を扱うんですから、今回は最悪の最悪まで想定するのが当たり前やと思います。 運営側の責任大ですね。普通に想定出来ますよ。」
「時速40キロは出ていたとされていますが、40キロなんて一般道を走行してる車が普通に出してる速度。大人だって命を奪われる可能性があるのに、2歳の子ではひとたまりもない。 だけど、運転していた女の子だって、事故の瞬間どんなにか怖かっただろうと思うと何ともやりきれない。」
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