大阪・堺市で妻と娘が殺害され、ブラジル人の夫が公開手配された事件。現地警察は「潜伏先は把握している。準備が整い次第、拘束する」と話していますが、一方で、「娘は殺していない」などとするメッセージを友人に送っていたことがわかりました。
殺人の疑いで公開手配されているブラジル国籍のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者は、先月、堺市東区の自宅で同居する妻の荒牧愛美さんと長女のリリィちゃんを刃物のようなもので刺し殺害した疑いで、事件の後、ブラジルへ出国したことが明らかになっています。
生まれ育ったブラジル南部・パラナ州ロンドリーナでは、容疑者の関係先付近で、地元のテレビ局も取材を行っていて、この事件に対する注目度の高さがうかがえます。しかし、その事件のあとにバルボサ容疑者と連絡を取ったという友人とのSNSでのやり取りを取材班らが入手しました。
その中で、バルボサ容疑者とみられる人物は、「誰もが私が2人とも殺したと言っているが、それは真実ではない」「私は妻を殺しただけ。妻が娘を殺したんだ。すごく悲しいことだった。だから、妻を殺した。娘をブラジルに連れて行きたかったが、妻が激怒して、(私が)トイレに行っている間に事件が起こった」などと友人にメッセージを送っていたことが明らかになったといいます。
バルボサ容疑者は“娘は殺していない”と主張していました。一方、大阪府警は現場の状況などからバルボサ容疑者が2人を殺害したとみて捜査しています。今後、日本側は警察庁や外務省を通じて、容疑者の身柄を拘束するよう、手続きを進めていくということですが、怖すぎるメッセージにネット上でもこんな声があがっています。
「子供殺したの認めたくないんだろうな、、、 引き渡しの取り決めが出来てない国は無理に受け入れて欲しくない。 やり得逃げ得になりかねない。」
「妻が子供を殺害したのならその時点で取り押さえて警察に通報すればいい。」
「最初は誰も殺していないと言ってたよね。 国外逃亡もしてるし、本人の主張する事実関係がどんどん変わってきているから、言い訳・言い逃れにしか聞こえない。」
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