安倍元首相銃撃事件で注目が集まる世界平和統一家庭連合（旧統一教会）が、教団本部がある韓国で、関連団体とイベントを行いました。各国の著名人が出席したほか、アメリカのトランプ前大統領がビデオメッセージを送ったとされています。
また、このなかで安倍元総理に対する追悼の時間もとられました。旧「統一教会」は現在、ソウルで平和をテーマにした国際会議を開催していて、アメリカのトランプ前政権で国務長官を務めたポンペオ氏やカナダのハーパー前首相ら各国の有力者が出席しています。
会議の途中には、先月銃撃を受け死亡した安倍元総理を追悼するセレモニーも行われ、「統一と平和のための運動にご尽力された」などとして、過去に教団の関連団体にメッセージを寄せたことがある安倍元首相の死去に触れていました。
今回のイベントは、教団の創設者・文鮮明（ムン・ソンミョン）氏の死去から10年の節目として行われていて、15日まで続くとされています。なお、トランプ前大統領はおよそ10分にわたるビデオメッセージを送り、「私は北朝鮮の土地を踏んだ初めてのアメリカ大統領になった」などと対北朝鮮外交をめぐる自らの成果を強調。
そして、安倍元総理については、「安倍元総理の暗殺は恐ろしい犯罪で世界全体にとってひどい損失だ」などと言及し、旧「統一教会」をめぐっては安倍元総理に対する銃撃事件をきっかけに日本の政治との関係性が注目される中、教会側が多くの有力者らが参加する会議を通じて、国際的な影響力をアピールした形となります。
こうした大規模イベントで異例の安倍元総理の追悼。ネット上ではこんな声があがっています！
「日本の搾取された国民は不幸のどん底にいます。 その困窮させられた人からのお金で会議を開いてどうするんですか。 甘い汁だけ吸いたい人達だと思います。」
「記者会見に連動してロビー活動を活発化すると見ていたが、まさかトランプまで引きずり出してくるとは何とも恐ろしい組織だ」
「岸信介のころからの自民党と統一教会との関係を絶つのは今だと思う。岸田さんは自民党をぶっ壊すくらいの覚悟で望んでほしいです。」
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