今月26日、ブリンケン米国務長官が、6月下旬に開催予定の”NATO首脳会議”に日本も参加すると明言したのでした。
ロシアによるウクライナ侵攻に対して、「日本が素晴らしい形で立ち向かった」と称賛したブリンケン米国務長官の発言は、プーチン大統領を刺激したに違いないでしょう。
しかし、松野官房長官は会見では「日本の出席については何ら決まっていない」と発言しています。
このまま米国についていくのは日本の危険が高まる一方。この戦争の実態は、ロシアとNATOの戦い。日本がNATOについていけば日本はロシアにとって敵対国となり、プーチン大統領が激怒するのは分かり切ったことでしょう。
ただでさえ、ロシアは日本政府に対し、米国との合同海上軍事演習の範囲を拡大すれば「報復する」と警告している状態です。日本がNATO首脳会議に参加すれば、戦争に巻き込まれる可能性も出てきます。
岸田自民は、防衛費の対GDP比2%以上への引き上げを画策していますが、このタイミングでの「軍拡」は危機をあおるだけになるでしょう。
ウクライナへの軍事支援を強化しているNATOに対して、ロシア側は「ロシアに戦略的脅威を与えるなら電撃的で素早い対抗措置を取る」と警告しました。また、プーチン大統領はウクライナ侵攻についても「ロシア全土の安全を将来にわたり確保することになる」「全ての目標を無条件で達成する」と強調しています。
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