今月17日、プロeスポーツチームを運営する「ブロードメディアeスポーツ」は、同日をもって所属女性ゲーマー・たぬかな選手の契約を解除すると公式サイトで発表しました。
今月15日、たぬかな選手は、”身長170センチメートル以下の男性”について「人権ない」などと発言したことで批判の声が広がっていました。そのことについて、同社は「不適切な発言があった」と謝罪しています。
問題が起きたのは15日。ライブ配信プラットフォーム「mildom」での配信中、たぬかな選手は自宅でUberEatsを利用した際、若い男性配達員から連絡先を尋ねられたと明かしました。恐怖を抱き、対応に困ったとしながら、配達員の身長が165センチメートルほどだったことで相手に興味が持てなかったと伝えました。
続けて、 「165(センチメートル、以下同)はちっちゃいね。ダメですね。170ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」 と持論を展開したのでした。
さらに視聴者に対しても「ほんまちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな」などと応じていたそうです。この発言はネット上で炎上し、同日夜、たぬかな選手はツイッターで「高身長が好きって言いたいだけでした…いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい~…」などと謝罪したのでした。
ブロードメディアeスポーツ社は、たぬかな選手について「不適切な発言があった」と公式サイトで謝罪し、「当社の監督不行き届きによるもの」選手の処分については「厳重に対処いたします」としていました。
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