有名居酒屋チェーン「魚民」で提供されたもつ鍋に、大量の虫が混入していたという利用客からの報告で、ネット上では衝撃が広がっています。 運営会社のモンテローザは取材に、虫が混入していた事実を認め「飲食店としてはあってはならないこと」だと謝罪したのでした。
今回の混入が明らかになったのは、魚民の赤羽東口駅前店を訪れたツイッターユーザーが投稿したことが始まり。今月16日、「もつ鍋頼んだら、1000匹くらい虫が入ってた…」「気持ち悪すぎる」などと写真を投稿しました。
魚民 赤羽店やばすぎた
もつ鍋頼んだら、1000匹くらい虫が入ってた…
写真は取り分けた小皿のだけど、鍋は表面ブラックペッパーかな?って思うレベルで浮いてた
他の料理にも虫入ってて気持ち悪すぎる pic.twitter.com/TtlLhJsN3tADVERTISEMENT — 望月ひよこ🎀 (@mochipiyo3730) November 15, 2021
刺身やステーキなど6品ほどを食べた後、もつ鍋を半分ほど食べ進めた際に混入問題が発覚したそう。「食べ進めてる途中で友人が気づく…『ねぇ、この黒いの…全部、虫じゃない?』 まさか〜!ブラックペッパーとかでしょ!と思い見ると紛れもなく全て虫。それも大量の虫。ありえない」こうした報告投稿に添付された写真を見ると、アブラムシのような小さい虫やその破片が大量にスープに浮かんでいます。
「1人分に取り分けた皿の中だけで80匹いたので、3人前の鍋には一体どれだけの虫がいたのだろうと思うと吐き気がします。しかも、野菜を使用していないイカ焼きにまで同じ虫が2匹も。それまでに完食した料理たちにもついていただろうなと思った」と投稿しています。
投稿者らが、店員を呼び大量の虫が混入していることを指摘すると、もつ鍋はキッチンに下げられたそう。店長が不在だったため、店長代理が虫の混入を認めて謝罪し、「白菜の洗い残し」が原因との説明があったそうです。
店側からお詫びとして「お口直しのデザート」をサービスするとの提案があったそうですが、投稿者らは断ったとのこと。「大量の虫が入ったモツ鍋と、少ないながらも同じような虫がついていたイカ焼きの料金だけは取らない」などと再提案されたそうです。その後も、「料金の割引」の提案もあったそうですが、投稿者らが一連の対応を指摘すると、最終的に代金は全額無料になったそうです。
投稿者らは、本社に問い合わせしたところ、1謝罪の旨を伝える返答があったといし、投稿者らは保健所への連絡も行ったとのこと。
店員さんの態度も信じられなくて、1人250円割引(LINEクーポン使用)にしておきますねって言われたんだけど…
きっと男の人だったらそういう態度されなかったんだろうな🥲ADVERTISEMENT — 望月ひよこ🎀 (@mochipiyo3730) November 15, 2021
17日、モンテローザの担当者は、当事者からお客様相談窓口あてに問い合わせが入った事で本件を知ったと明かしました。 「提供した料理に虫が混入していたことは事実です。飲食店としてはあってはならないことで、ご利用のお客様には深くお詫び申し上げます」とし、異物混入の原因については「白菜の洗浄不備と思われますが、さらに混入の経緯、従業員の対応、当日の店舗の状況等について当日勤務の従業員に事情聴取するなど事実関係を調査中です」 と説明したのでした。
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