「87410971」と書いて「離したくない」と読みます。東京ではこのような言語を使う人たちがたくさんいた時代があったのをあなたは覚えていますか?
1990年代、ポケベル全盛期。ポケベルの正式名称は「ポケットベル」。1958年にアメリカで「ベルボーイ・サービス」という名前で始まり、日本では1968年に電電公社が東京23区でサービスを開始し普及が始まりました。
ポケベルは学生らの間でも流行していき、そこで生まれたのが“数字を用いたポケベル語”。流行して後半には文字を送信できる機種も普及したため、ポケベル語が用いられたのは5〜6年に満たないと思われます。
いま、当時の資料を読むとほぼ解読不可能でしょう。「14106 愛している」「 0833 おやすみ」これくらいの語呂合わせであれば、まだ理解できるでしょうが、大半は今では解読が困難なものになっています。
「37027210 素直になって」「 1061710940 ジュリアナ東京」 「103-9210910 ジュース買ってきて」 「5394-4 明日休む」「 9110714 聞いてないよ〜」などなど。。。あなたは解読することができますか??
解読できない人はポケベル世代ではないのでしょう…!
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]