22日、日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)にお笑いコンビ「東京ダイナマイト」のハチミツ二郎さん(46)がVTR出演。新型コロナウイルスに感染し、一時、危篤状態になっていたことを公表し番組の取材に対し、自身の経験を語りました!
18年、ハチミツさんは高熱から肺炎となり、急性心不全と呼吸不全を陥った経験があり、主治医から「(ハチミツの場合)コロナにかかると必ず重症化するのでくれぐれも気を付けて」と言われ続けてきたそうです。
ハチミツさんも「自分の中では逃げ続けていたつもり」と話し、手洗いの対策も徹底し人ごみを避けてきましたが、感染経路は不明だとしました。
昨年12月14日に39度の発熱と咳の症状が出て救急搬送されましたが、搬送中も受け入れ先の病院がなかなか見つからず、大学病院に到着した段階ではかなり危険な状態だったといいます。
ハチミツさんは人工呼吸器を入れないといけないと言われ、人工呼吸器を口から入れるための麻酔と、睡眠導入剤で眠っていたそうですが、同時に新型コロナの検査も行われ、「麻酔が効いてきて、意識が薄れる中、肩を叩かれて『陽性です』って先生から強く言われたシーンを覚えている」と明かしました。
そしてそのまま記憶が途絶え、そこから昏睡状態が続いたといいます。目覚めたのは8日後の22日で、「そこで初めてそんなに昏睡状態だったんだと知った。そこで死んでしまっていたら、眠ったまま、命を落としていたなと」と振り返りました。
昏睡状態の時は治療のピークでいろいろな点滴を8種類ほどやっていたそうですが、最後の1週間は点滴も治療も何もなく、28日には一般のコロナ病棟へ移ったそうです。
症状が治まったためハチミツさんは、年内の退院を希望。しかし実際に退院できたのは今月15日だったようです。
厚労省の退院基準では”症状が現れてから10日間以上が経過し、かつ症状が軽化してから72時間が経過していれば退院”とされています。
しかしハチミツさんの場合、これからも定期的に通院が必要なため、PCR検査で2度陰性が出ないと退院できなかったと説明。
21日、ハチミツさんは自身のツイッターで「新型コロナウイルス陽性となり、重症化、危篤状態になっていました。ICUで8日間眠り続け、1ヶ月入院」「現在は退院し、退院後のPCR検査も陰性。仕事も復帰しています」と報告しています。
取材の最後にハチミツさんは「リハビリの先生とか看護師さんと話して、ぜひ伝えてほしいと言われたのが、『若い方たちの自覚のなさをどこかで言ってほしい』と。『あなたが大丈夫でも、あなたがすれ違ったお年寄りを殺してしまうかもしれないという気持ちでいてください』と。お年寄りの方も家にいられるならいてほしい。自粛は全員でしなければと思いますね」と訴えました。
新型コロナ特別措置法に基づき緊急事態宣言を再発令し、飲食店の営業短縮やテレワークの推奨などの対策がされていますが、実際、主要駅などでは目立った人出の変化はありません。
政府の対策に不満や対応が遅いなどと様々な意見が飛び交っていますが、結局は国民一人一人の”感染者を減らす”という意識が一番重要ではないでしょうか。この状況がダラダラと長く続かないように願うばかりです….。







