政府は、通常国会で早期成立をめざす新型コロナウイルス感染症対応の特別措置法改正案について、緊急事態宣言下で飲食店が時短営業要請に従わなかった場合に過料が科されることも検討されているようですが、果たして飲食店の本音とは!?
『ひるおび!』(TBS系)の15日放送回では、新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正案について特集。
現在の時短営業要請はあくまで「指示・要請」。応じない飲食店は名が公表される可能性はあるものの、罰則規定等は設けられていません。ただ現在進められている改正案では、この要請に応じない場合、各都道府県知事から飲食店に「命令」することができるといいます。
改正後は事業者が都道府県知事からの休業や営業時間短縮の命令に応じなかった場合、違反した店舗に対して50万円以下の過料を設ける方向で最終調整に入ったとのこと。18日に行なわれる通常国会でこれらの案が提出されるようです。
今回、この特措法の改正案を受け、『ひるおび!』では都内の飲食店に取材をし、その様子が放送されました。
店主からは「全然、感染拡大が収まっていかないということであれば、『罰金を支払うので営業します』っていうお店だって出てくると思うし、うちの店も生きていくためには仕方がない選択もあり得ます」と答えました。
別の店主は「安心できるような協力金ももらってないですし、スタッフを守るために営業せざるを得ないお店もあると思う」といった本音も。
番組MC・恵俊彰さんは飲食店店主の本音を聞いて「(店主は)売られた喧嘩は買いますくらいの勢いだね」と驚き、過料が”正当な理由”抜きに違反した場合であることについて「今もらっている6万円じゃやっていけないって場合は、正当な理由じゃないんですかね?」とコメント。
罰則導入の前提条件として一番大事なのは、きちっとした補償が行われることではないでしょうか。
今回の放送を受け、SNS上では視聴者からの感想や飲食店店主の本音に驚く以下のような声も寄せられています!
「罰金はやりすぎな気がする」
「今の時期、店を保つので精一杯なのに、ここに罰金を要求するのは酷すぎるよ」
「飲食店はやっぱり厳しいんだな…」
「お客さん入るなら罰金もらったほうがマシって考える人もいるんだね」







