悪性リンパ腫で闘病中の、元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーが、自身のインスタグラムを更新。オペラ歌手でタレントの森公美子さんが政府から届いた布マスクをつけた動画を本人に代わってSNSにアップしました。そんななか、「口と鼻が出てしまいまーす」などのコメントが物議をかもしているようです。
笠井アナは18日の投稿で「いかがでしたか? 私はベッドの上で爆笑しました」とし、森さんから届いたという動画をアップ。
その中で森さんは「こうやってお話していますと、だんだんマスクが上がってきまして、なんと下が出てしまいま~す」と鼻部分にワイヤーがないことを指摘。
話しているとマスクが動き「これじゃいけないいけないと思ってここ(口)を隠すと、鼻が出てしまいま~す」などと、布マスクをつけながら話し、「さて、どなたにお礼を申し上げたら良いのでしょうか。こういったマスクを頂きまして、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べています。
SNSをしていない森さんに代わって動画をアップしたという笠井アナ。この投稿には「思わず笑ってしまいました!」「皮肉がきいてる」「もしマスクが届いたらリメイクしようかな」など、好意的なコメントが寄せられていました。
しかし、一方ツイッターでは「作った人、配布した人への感謝もないのか」「マスクを茶化した動画にはショックです」「さまざまな理由で購入出来ない方を思い、迅速さを優先した結果の一律配布ですよ」などと、批判的な声が殺到しています。
しかし、批判にとどまらず中には森さんの体型を馬鹿にした誹謗中傷とも取れるコメントも。
その後、批判のコメントが相次いだため、笠井アナは投稿を削除した上で「皆さん、申し訳ございません。私は皆さんと、友人の森久美子さんに謝らなければいけません。先日、国から届いたマスクについて、森公美子さんの感想動画を私のInstagramで紹介させていただきましたが、たくさんのご批判をいただく結果となりました」とコメント。
「そもそも森公美子さんが、入院生活の長い私を笑わせて励まそうと、個人的にLINEで送ってきてくれたものでした」と明かし、「森さんは、このマスクについて批判する気持ちなど全くなく。ただ私を笑わせようとして、自虐的な感想を述べてくださったのです」と代弁しました。
そして「これまでのブログを見ていただいても分かると思いますが、もちろん私も、このマスクを批判するつもりはありませんでした」「外出自粛でストレスを溜めている皆さんにも、私が笑ったように、楽しんでもらえるかなと考えたのです」と投稿の理由を説明した笠井アナ。
笠井アナは「もう一度言わせていただきますが、森公美子さんは動画を、あくまで私に個人的に送ってきてくれました。世の中に何かを言いたくて撮った動画ではありません。私のためだけに送ってきてくれた動画です」と強調しています。
森さんが元気づけようとして送った個人動画がまさかこんなにも批判が来るなんて思ってもみなかったでしょう。新型コロナウイルスの影響からか世間では気持ちに余裕が持てなくなっているのかもしれません…。一日も早い収束と、元の生活に戻れる日を願いたいものです…。







