2020年の東京五輪にてマラソンの開催地が札幌に変更した件で、芸能界ではあまりいい顔を示していない人も多いようです。さらには好き勝手札幌の批判をしている芸能人も目立ち、これを耳にした落語家の立川志らくが不快感を示し、独自のコメントを出しています。
立川志らくプロフィール
本名: 新間一弘
生年月日: 1963年8月16日
出身地: 東京都
身長: 168cm
血液型: O型
東京五輪のマラソン開催地変更で札幌が批判の対象に?
2020年の東京五輪でのマラソンの開催地が正式に札幌に決定した件で、ワイドショーを中心に批判の声が集まっています。しかも、それは正当な意見ではなく、マラソンと全く関係のない、札幌そのものに対する批判をしたといいます。11月1日放送の「情報ライブミヤネ屋」では、MCの宮根誠司が札幌の気候について「東京などは首都高の下など影が多いので言うほど暑くない」「北海道の方が逆に日向ばっかりで暑い」などと、東京の方がいいということを主張していました。
さらには、ルート候補地の13キロに渡る新川通りについて言いたい放題。番組ではわざわざ新川通りにレポーターを派遣し、あること無いことをひたすら言い続けたのです。例を挙げれば「ずっと直線でなんにもない」「とくに高い木があるわけじゃない。日陰もない」「平坦な道で退屈」「実況アナウンサー泣かせですよ。これ、どう実況します?」などと、もはや悪口レベルのリポートをはじめました。
札幌市民から苦情が相次ぐ
このような一方的な札幌批判に対し、札幌市民および北海道民の視聴者やネット民から批判が殺到しています。「ミヤネ屋見てるけど、なんでこんな札幌ディスられなきゃいけないんだろうか」「東京ならたくさん言うことがあったのに、こんな田舎じゃ言うことも無いってなに」「札幌市民が開催地を変更したわけではないのに言い方がひどい」といった意見が殺到しましたが、芸能界からも苦言の声を呈しています。
立川志らく「なんでみんなそんなに札幌をディスる?」
落語家の立川志らくは11月4日のTBS「グッとラック!」で、札幌がディスられていることに不快感を示しました。本人いわく「元を正せば、八月はスポーツには適していると、そういうことを言って誘致したって、そこがもともと問題」とし「札幌が裏交渉して持ってったっていうならね、怒るのは分かるけど、札幌にお願いをするわけでしょ?」「東京の人は札幌に『お願いします』って言うのが普通なのに、なんでみんなでよってたかってそんな札幌をディスるんだろう」と疑問の声を寄せています。
北海道にゆかりのある各種著名人からも苦言の声が…
また、北海道にゆかりのある各種著名人からも批判の声が相次ぎました。まず、北海道在住のマンガ家・瀧波ユカリは自身のTwitterにて「とにかくあらゆる角度から札幌のコースがけちょんけちょんに言われ笑われていて、登校したら突然自分がいじめのターゲットになっていた時の気持ちをとてもリアルに思い出せるぞ!」などと皮肉のツイートをしています。
とにかくあらゆる角度から札幌のコースがけちょんけちょんに言われ笑われていて、登校したら突然自分がいじめのターゲットになっていた時の気持ちをとてもリアルに思い出せるぞ!
— 瀧波ユカリ?木曜22時ドラマ見てね (@takinamiyukari) November 1, 2019
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さらには北海道出身の精神科医・香山リカも「10月16日に『マラソンは札幌』という話が初めて出たときから『負担大きすぎるから断った方がいいのでは?』と言ってきたけど、断る余地もなく押しつけられ、そのあげく東京やマスコミから非難されるとは想像してなかった。いまの日本社会は私の想像を上回るひどさだった」と批判の声を上げています。
まとめ
このように、マラソンが札幌で開催された後に、まさかのこのような理不尽な批判をする人がいるんだな…と思うと呆れて仕方ないですが、もう決まったことに対しああだこうだ言うのは日本人の悪い国民性なのではないか?とさえ思いますね。札幌の人も根拠のない言われようをされ実に気の毒です。夏の東京五輪のマラソンがどのように繰り広げられるか色んな意味で楽しみですね。