鳩山由起夫元首相が6日、自身のツイッターを更新。
韓国の与野党の国会議員6人が8月31日に島根県・竹島に上陸したことについて「火に油を注ぐ行為」と強く批判し、韓国側に対して「自制を求めたい」と訴えていたことが明らかになっています。
鳩山氏は日付が変わる午前0時に自身のツイッターを投稿。
悪化する日韓関係の問題を受けて、
領土問題を議論すると熱くなるが、とくに政治家は常に冷静さが求められる。その意味で申せば、先般韓国の議員たちが竹島に上陸して気勢を上げていたが、このような行為は火に油を注ぐだけで、問題を徒に感情的にするだけで好ましいとは思わない。自制を求めたい。
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「領土問題を議論すると熱くなるが、とくに政治家は常に冷静さが求められる」と、
まずは一般論として政治家に対して冷静さを取り戻すようにと、必要性を説きました。
続いて、鳩山氏は「その意味で申せば、先般韓国の議員たちが竹島に上陸して気勢を上げていたが、このような行為は火に油を注ぐだけで、問題を徒(いたずら)に感情的にするだけで好ましいとは思わない。自制を求めたい」
と、これまでの発言とは180度異なる視点から、韓国側に強く警告した反応を見せました。
鳩山氏は3日のツイートで、NHKから国民を守る党の丸山穂高衆院議員が韓国議員団の竹島上陸に対して、
「戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」と投稿したことを批判。
N国の立花代表が竹島を戦争で取り返すしかないと発言した丸山議員を、表現の自由と擁護した。日本の戦争放棄は憲法で謳われている。もし竹島の領有権を主張するなら、なぜアメリカの地図に竹島は韓国領とされたときに、日本政府は反対しなかったのか。ポツダム宣言で離島の主権は連合国が決めるのだ。
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「竹島の領有権を主張するなら、なぜアメリカの地図に竹島は韓国領とされたときに、日本政府は反対しなかったのか。ポツダム宣言で離島の主権は連合国が決めるのだ」と主張していました。
しかし、ネット上ではこれまでの鳩山氏の発言とは異なった見解に対して、
「びっくりしました」
「どうしたのでしょうか?」
「このツイートは本当にご本人でしょうか?」
などといった驚きのコメントが寄せられているようです。
また、この一連の報道を受けてネット上からは、
「本当に一般人の鳩さんに意見を求めるのは、ネタでしかない。」
「冷静さを求めても無理でしょうね。」
「宇宙で中身を入れ替えてきたのだと思う。」
といった反応も見られています。
鳩山氏が突然、韓国議員の行動にクギを刺したことで驚いた人も多かったと思いますが、
いずれにせよ、悪化する日韓関係の行方はどうなっていくのか気になるところですね。