先ごろ、大手芸能プロダクション・ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなったのは記憶に新しいですが、このジャニーズ事務所に対し、公正取引委員会が元『SMAP』メンバーの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾にテレビ出演をさせないよう圧力をかけて注意を受けた件が波紋を広げています。また、圧力をかけられている女優が他にもいるというのです….
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〝干され女優〟のん
圧力がかけられている女優というのが、あまちゃんでお馴染みの能年玲奈あらため女優・のん。7月18日に、のんのマネジメントを手掛ける会社『スピーディ』が、公式サイトで以下のような声明を発表しました。
《この間、テレビ局の若い編成マンから本当にたくさんの素晴らしい企画、脚本などオファーをいただきました。しかし、お話が進むうちに、上司や担当役員によって突然つぶされてしまうことが繰り返されてきました。その状態が3年も続いております。〝のん〟は、メジャー週刊誌などが実施する人気調査で、いまもトップ1、2を争う国民的人気女優です。ですから、先進的な企業様やアジアからも、CMの依頼が多くあり広告には出ることができています。》《彼女は女優です。現場からの熱烈なオファーもある、のんが3年間テレビ局で1つのドラマにも出演がかなわないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?》《エンターテインメント産業も、1つの立派な産業であるならば、このような古い体質を変えていかなければなりません。》
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のんのマネジメント会社が明らかにしたのは、なんとテレビ局からオファーを受けても、上層部につぶされてしまうという告白。現在の状況は〝異常〟でテレビ局の体質改善を訴えるものでした。
改善を求める声
この訴えを受け、ネット上では以下のようなコメントが寄せられました。
「これは本当に問題だと思う。育てるまでに費やした投資が云々という話もあるが、それは本来金銭で解決すべきこと。圧力をかけてメディアの露出をなくすなんて陰湿なやり方は改めるべき」
「赤西仁も言ってたね。忖度し過ぎだと」
「本名なのに「能年玲奈」が使わせてもらえないっておかしいよね 本名だよ?!」
「のんの件はジャニーズよりも吉本興業よりも闇が深い。注意などでお茶を濁してはならない」
まとめ
事務所から独立して干された芸能人は多いかもしれません。これまでとは違い、今後はテレビ局、芸能界自体の体質改善が求められる時代になってきているのではないでしょうか。