加齢とともに、目の下にくっきりできるゴルゴライン。顔に線があるだけに一気に老けて見えてしまいます。もちろん医療機関などで改善する方法はあるのですが、コストがかかるのでなかなか手が出ないもの。そこで今回は、顔のゴルゴラインを自己管理で改善する方法について紹介していきます。
顔のゴルゴラインはなぜできる?
そもそも、顔のゴルゴラインはどのようなメカニズムでできるのでしょうか?ゴルゴラインは表情筋の衰えによりできます。加齢に加えて、普段からあまり表情を大きく変えることがない人や、あまり笑わない人は表情筋が衰えている可能性が高く、表情筋の中でも特に、口角を上方や外側へ引く筋肉である「大小頬骨筋」と、鼻翼と上唇を引き上げる筋肉「上唇拳筋」の衰えがゴルゴラインに影響します。この2つの筋肉が衰えることで、皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなり、たるみが現れ、ゴルゴラインが出現します。
自己管理で顔のゴルゴラインを消す方法は?
表情筋トレーニングを実践する
表情筋の衰えによってできるゴルゴラインの改善には、表情筋トレーニングをするのが最も効果的です。表情筋トレーニングを行うと、だんだんと緩んでしまった筋肉が引き上げられ、ゴルゴラインが目立たなくなっていきます。
肌を保湿する
また、ゴルゴラインは、肌の奥深くの真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが加齢や紫外線、乾燥などによって減少することが影響します。コラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の弾力が失われ、たるみを引き起こします。そこで年齢肌のために作られた、アンチエイジングの基礎化粧品を使って肌の真皮層をしっかりケアすることが大切です。
スキンケアのついでにマッサージをする
お風呂上りにスキンケアをする際、ついでにマッサージをする習慣を取り入れましょう。マッサージをすることで血行が良くなり、その後の化粧水などを吸収しやすくなる上に、細胞を活性化させます。力を入れ過ぎると肌を傷めたり、余計にシワを増やしてしまうことがあるので、指の滑りを良くするクリームなどを付けてからやさしく行います。
メイクで目立たなくする
ゴルゴラインは、普段は気にならないものの、疲れると目立つようになるという人もいます。そんなときはメイクで目立たなくさせることができるのですが、ゴルゴラインはシワではなく溝なので、ハイライトやコンシーラーを使ってその部分を明るくし、溝に沿うように入れていきます。細く入れるのがポイントで、境目は指でやさしくなじませます。横に広げ過ぎないように注意してください。
美顔器を使用する
美顔器と聞くと高いと思いがちですが、最近の美顔器は安価で質のいいものが多く、たるみ改善や、肌の奥深くにまで化粧品の有効成分を届ける手助けをする家庭用美顔器がたくさん販売されています。エステサロンなどに行くことなく、わずかな時間に自分のペースで本格的なケアができるのが魅力です。
まとめ
以上、顔のゴルゴラインを自己管理で改善する方法について紹介していきましたが、顔に線ができるだけでも印象がかなり違ってくるゴルゴライン。できるだけゴルゴラインを目立たなくし、少しでも若々しくいたいですね!
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