1.ジョン・ベナブル、ロバート・トムソン(当時10歳以下)
ジョンとロバートはデパートを周りながら1日を過ごしていた。ある時、彼らの目に入ったのは、
精肉屋に出かけた母親を待っていた3歳の男の子、ジェイムズ・ブルガーだった。
彼らはその子を引き連れて、電車が通る時に彼を線路に突き飛ばそうと話し合った。
二人は、10キロの重さの鉄物をジェイムズの頭にぶつけ、彼の頭は骨折で負傷した。
彼は、およそ42箇所にケガをしたと言う。また、二人は自分たちの罪がバレないように
彼が倒れた後にレールの上に置き去り、まるで事故にあったように見せかけた。
警察によると、ジェイムズは電車にぶつかる前にすでに死んでいたと判断した。
その二人は結局、監視カメラとDNAを証拠に裁判所で、最低15年の刑務所行き判決が下された。
しかし、8年目の年に仮釈放され、名前を新しく変えた。ジョンはその後、暴行罪でまた刑務所に入ることになった。
2. グレイアム・ヤング(14歳)
毒物作りにはまっていたグレイアム・ヤングのロールモデルは、ヒトラーだった。
彼は、14歳の頃から毒物の実験を始めたが、その対象は彼の家族と友達だった。
1962年には彼の義母が毒物による中毒で死亡した。
警察は、彼をリハビリに送ったが、23歳の時に彼は自由な身になった。しかし、その後も彼は実験を続け、新たな死者が発生した。それで、彼は再び収監されたが、刑務所内で死んだ。
3. エリック・スミス(13歳)
エリック・スミスが当時13歳であった1993年の8月のことだ。
ニューヨークのシュトイバン・カウンティで4歳の少年デリック・ロビーを強姦し殺害した。
事件が起こった当日、スミスはひとりで街を歩いているロビーを見かける。
彼は少年の服を脱がし、木の枝を使って肛門性交をさせた。また、彼の頭の上に石を落とした。ロビーは、頭部の外傷と窒息が死因だった。
加害者であるスミスは、太いメガネ・赤毛の髪・シミのせいでいじめられた経験があると言う。
彼は、翌年2級殺人の罪で現在まで服役中であると言う。
4. クレイグ・プライス(13歳)
黒人少年のクレイグ・プライスは13歳の時、近所に居住していたレベッカ・スペンサーと言う女性を最初に殺害した。
それから二年後、女の子二人と彼らの母親であるジョアン・ヒートンが共に殺された。
ジョアンの遺体は、60箇所以上の刃物に刺された傷が発見され、また二人の娘たちは30箇所も刃物で刺された。
彼には終身刑が下され、現在も服役中だという。
5. ライオネル・テイト(12歳)
1999年、80キロに至ったライオネル・テイトは、21キロぐらいの小柄な6歳の少女ティファニー・ユニックとプロレスごっこをしていた。
その時、彼は彼女の頭蓋骨、肋骨を骨折させ、また、肝臓の破裂や内出血で彼女は死に至った。
その後、彼は終身刑を受けるが10年後に釈放された。
6. ジョージ・スティニー(14歳)
ジョージは死刑を受けた最も若い囚人である。彼は当時14歳だったという。
ジョージは、11歳のベッティ・ジュンと8歳のエマ・テムズの二人の女の子を殺害し、埋めた。
犯行の理由は彼女たちが自分との性行為を拒否したからだと言われる。
7. ジョーシュア・フィリップス(14歳)
ジョーシュアの母親は、彼が14歳のとき、彼の部屋から一つの遺体を見かけた。
その遺体は一週間にわたって行方不明になっていた近所の8歳の女の子メディ・クリフトンであった。
彼はメディが行方不明になった後に、ボランティア活動まで参加していた。
16歳未満であった彼は仮釈放条件なしの終身刑を受けた。
彼は、野球バットをミスって彼女の目を当て、彼女が倒れた後に自分の部屋の中で彼女を刺したと解明するが、陪審員たちは彼の証言を受け入れなかった。