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能登の群発地震で“第5の震源域”…? 専門家「変わった活動が起こりだした」「今後注視する必要がある」


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能登半島で続く群発地震で、今月中旬以降、これまで地震がみられなかった地域で地震が発生していることがわかりました。専門家は新たな震源域の可能性もあるとみて、今後の活動を注視するとしています。

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石川県珠洲市周辺では、今年6月に震度6弱と震度5強を相次いで観測するなど、2020年12月ごろから地震活動が活発な状態が続いており、震度1以上の地震は今年に入って170回を超えていると報告されています。

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一連の地震の震源は珠洲市周辺の4つのエリアに分けられ、特に北側の2つのエリアで地震活動が活発になっていることが明らかになっています。

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しかし、今月18日以降、これまで地震活動がみられなかった珠洲市南東部の富山湾周辺で一時的に地震が続いて発生し、19日には震度3を観測しました。また震源の深さもこれまで10キロ以下だったのに対し、5キロ前後と浅くなっています。

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地震学専門の金沢大学の平松良浩教授は今月24日、震災対策を話し合う県防災会議の部会で「ちょっと変わった活動が起こりだしたので、これがどうなるのか注意している段階」と話しました。

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専門家はこの地震活動が一時的なものか、新たな震源域に発展するのか、今後の推移をみていくとしています。

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