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市長が中止要請した組体操で51人がケガ 組体操実施にあなたは賛成?反対?


神戸市の久本市長は組体操の見合わせを市の教育委員会に要請していましたが、

教育委員会は「一体感や達成感が得られる演目だ」として継続していました。

しかし結果的には、組体操の練習中に小中学校の生徒51人が負傷する事態となりました。

 

組体操は中止するべき?

今回問題になった神戸市では、51人の負傷者のうち6人が骨折をしました。

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確かに、”一体感や達成感が得られる種目”であり、運動会の中でも一番盛り上がる種目である学校も少なくないと思います。

しかし、これだけケガをする生徒がいる中、組体操を継続して実施する学校と中止をする学校が出てきています。

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組体操実施に『賛成派』

賛成派の意見としてはこのようなものがあります。

 

「そもそも危険と隣り合わせなのがスポーツだから」

「深い信頼関係がないとできない競技であり、大きな感動を生むから。一番上に立つ生徒は勇気を振り絞って両手を広げるのです。」

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「苦しさや恐怖心を乗り越えることで心身ともに教育として成り立っている」

「怪我はどのスポーツでも起こることで、組体操に限ったことではないから」

 

yahoo

 

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組体操実施に『反対派』

組体操実施に反対派の意見はこのようなものがあります。

 

「重度の障害や下肢切断の生徒まで出ているのに、そこまでしてやることなのか」

「教育としての意味があっても、安全が保証できないのでは意味がない」

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「責任を問われる先生のためにも中止にしてほしい」

「他のスポーツで手や足を怪我することはあるが、組体操では体の体幹部分を怪我することも多く重大な怪我に繋がる」

 

 

naver

 

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時代は『安全な組体操』へ

組体操の実施に対する意見は世論でも賛否両論です。

そこで、かつての危険な組体操を安全な組体操へと変えて実施を継続しようという学校が増えています。

 

cocoiro

 

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ピラミッドは10段という学校もありましたが、一番下の段の生徒の負荷は200キロにも及ぶといいます。

これからは段数を5、4、3段などに制限する学校が増えることが予想されています。

 

 

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yahoo

 

また、タワーなども3段で行うことが多くありましたが、2段に制限することが適正ではないかとの声が上がっています。

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他にも、1人競技や2人競技などの怪我のリスクが少ない種目をなるべく増やして、どうにか組体操を継続しようという動きが広がっています。

 

 

まとめ

今回問題になった神戸市では、今後中止を含めて検討するとコメントしています。

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しかし、一年に一回の行事であり、その中でも高学年だけができる種目という学校も多く楽しみにしている生徒も多くいます。

どうにか怪我のリスクを下げて実施を継続していただけることを願います。