病気の子供を見ていると、代わりになってあげたいと悲しむのが親の心です。
中国メディのSINAは娘に骨髄寄贈のために3ヶ月でなんと「40kg」減量した母親の話を伝えました。
中国の四川省に住んでいる女性のホユーメイ（Hu Yumei、当時43歳）には大事な大事な当時11歳の娘のリン（Lin）がいます。
リンは子供の頃から可愛くて周りの人々から大変可愛がられていました。性格も明るくて甘えん坊で友達の間でも人気な女の子でした。
しかし、リンは残念ながら9歳の時に白血病を診断されてから生活に大きな変化を迎えたのです。
化学療法の副作用でツヤのあるサラサラの黒髪はすべて落ちてしまい、顔色も悪くなりました。
横から娘の苦しみをただ眺めることしかできなかったお母さんは悲しみに毎晩静かに涙を流していました。
お母さんの愛と治療のおかげでリンは健康を取り戻したようだったが、最近になり、再び悲劇が起きたのです。
リンの病気が再発してしまい、骨髄寄贈を受けなければ命を失う可能性もある状況に直面しているのです。
幸いなことにお母さんと骨髄が一致したが、医師は「今の体の状態では、娘に骨髄を寄付することができない」と釘を刺したのです。当時お母さんの体重は99kgに迫る数字だったのです。
医師は「娘に骨髄を寄付するためには、少なくとも40kgは減量する必要がある」と話しました。
お母さんはその日以来、娘の命のために必死に運動をしてダイエットは始めました。
食事を調節し、ダイエットに全力を尽くした3ヵ月後、なんと40kg減量することに成功しました。
自分のために最善を尽くした母の苦労を誰よりもよく知っているリンは申し訳ない気持ちでお母さんに手紙を残しました。
手紙には、「お母さんが私のために不幸になってほしくない。お母さんに幸せになってほしい。また病気が悪化したらどうしよう。お母さんが私の分まで幸せになれたらいいと思います。私のためにこれ以上、治療費の心配をしないことを願います」と書いてありました
事情が広がり、現地では二人を助けてあげたいと問い合わせが殺到しており、実際にも募金活動が行われていると伝えられました。