フジテレビ「FNS27時間テレビ」(2日後6・30~3日後9・54)の27時間を通しての平均視聴率は5・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、明らかになりました。
これは、昨年の平均視聴率7・3%を下回りるという結果となり、歴代最低の視聴率を記録しました。
1987年のスタートから33回目を迎えた今年は史上初の11月放送となった今回ーー
今回の27時間テレビの放送は3連休中の放送となり、裏番組にもラグビーW杯の決勝、フィギュアスケートGP第3戦フランス杯などスポーツのイベントも盛りだくさんとあり、
3年ぶりに生放送で挑んだが、数字は伸びませんでした。
今回の27時間テレビ、番組のテーマは「にほんのスポーツは強いっ!」。
タレント・ビートたけし(72)が総合司会を務め、番組キャプテンの関ジャニ∞・村上信五(37)と3年連続のタッグを組み、
司会の2人がさまざまな角度からスポーツを掘り下げることとなりました。
例年7月下旬に生放送で行われてきた27時間テレビだったが、17年で初めて9月放送&ほぼ収録となり、
お笑いに特化した従来のスタイルから大きく舵を切り、内容を一新。
17年は「にほんのれきし」をテーマに、バラエティーをはじめ、ドラマ・アニメ・スポーツなども交え、日本史を掘り下げ、平均視聴率は8・5%という結果に。
18年は、「にほん人は何を食べてきたのか?」というテーマを掘り下げ、平均視聴率は7・3%でした。
過去の視聴率を下回った今回の放送。
ネット上からも不安の声が相次ぐ中、昨年の7・3%から1・5ポイントダウンした歴代最低視聴率となり、
やはり結果を出しきれずに終了してしまったようです。
また、瞬間最高視聴率は3日の午後6時54分、人気アニメ「サザエさん」の放送中に12・8%をマーク。
番組のエンディングを飾る「グランドフィナーレ」(3日後6・00~9・54)は8・3%だったことも明らかになっています。
歴代最低の視聴率だったことを受け、ネット上からはこんな意見が寄せられています。
「村上が、自分は大御所を遠慮なくツッコめるキャラと勘違いしてるのがイタい。
まだ中居までの域には到底届いてないのに。」
「全部はみてませんが、村上くんの司会がただ騒いでいるだけで全く的を得ていませんでした。
頑張っているのは分かりますが、普通にアナウンサーの司会にした方が良かったと思います。」
「リアルタイムで見たい要素だったり、録画してじっくり見たい要素だったり。そういったものをどう詰め込むか。ってのが大事だと思うんだけど。まあ、バラエティって、真剣には見ないけどとりあえずつけとこうって層の人が見てると思うので、特別感が出せなければいつもの番組の方が安心感あって親しまれるのかもね。」
などの声が上がっていました。