拒食症に悩まされるも、無理なダイエットをやめることができない患者さんは多く存在します。最近になり、24歳の人気インフルエンサーが拒食症を克服することができず、この世を去ってしまったことでファンからは悲しみの声が多く相次いでいます。
24歳のインフルエンサーが拒食症に悩まされみるみる痩せていくことに
それはドイツでの出来事、こちらのインフルエンサーは当時24歳で、現地で多くの人気を誇っていました。しかし、最近になり友人とスペインに旅行に行った際、現地で亡くなってしまったとのこと。どうやら眠りについたまま目を覚まさなかったとのことです。女性の死因は心臓麻痺でした。
女性は生前、拒食症を患っていたのですが、摂食障害が命を奪う最も大きな原因となったようです。旅行に同行した友人いわく、彼女は2日前までも2杯のコーヒー以外は全く口にすることができず、本人もまた「拒食症患者として死にたくない」と日頃から話していたようです。彼女の体型を見ても激やせしているのが分かりますね。
拒食症の恐ろしさについて呼び掛けていたインフルエンサー
女性は生前からSNSを通じ、自身が拒食症であることを告白し、拒食症の恐ろしさについて呼び掛けていました。「拒食症は体重の問題ではなく考えの問題」「拒食症患者にとって太るという過程がつらい戦い」と語っていた一方、同じ拒食症で悩まされている方に対しても「あなたはじゅうぶん頑張っている」とエールを送っていました。
現代では「綺麗になりたい」と思うがあまり、無理なダイエットで命を落とす方も少なくありません。まだ男性であってもストレスなどが原因で食べられなくなってしまう、という方もいますが、彼女の痩せ方を見る限り、拒食症・過食症などの摂食障害による克服は思うよりも難しいのでしょう。
まとめ
このように、拒食症で悩まされるも克服までには至らず命を落としてしまったインフルエンサーに悲しみの声が多く相次いでいますが、自身は克服をしたくとも思うようにいかず、その感情の隔たりで精神的にも苦しんでいたのではないでしょうか。彼女の訃報をきっかけに、拒食症・過食症といった摂食障害に関する深刻性を訴える方も増えそうですね。